出版社内容情報
リアル任侠ヘルパーは見た!
裏(ヤクザ)の地獄、表(シャバ)の私刑
注目の暴力団博士による、生々しき調査録。
リアル任侠ヘルパーとして働く元ヤクザ。
彼の貴重な成功事例には、暴力団離脱者が経験する様々な問題が凝縮されている。
暴排運動は更なる高まりを見せているが、暴力団離脱者の社会復帰は相変わらずまったく手当されていない。
「受け皿なくアウトローを生みだす方がよっぽど危険」と著者は指摘する。
暴力団博士とメディアから命名された注目の研究者が、切実な裏社会と表社会の実状と課題を明かす。
<受け皿なき社会を生みだす方が危険だ。>
■オラオラ・ヤクザとチャッカリ・ヤクザ
■「人さらい」や「金庫」というシノギ
■アウトローという新たな脅威が台頭している
■なぜ人は犯罪を止めるのか」という理論
■息苦しい社会、危険な社会にNOを
内容説明
暴排運動は更なる高まりを見せているが、暴力団離脱者の社会復帰は相変わらずまったく手当されていない。「受け皿なくアウトローを生みだす方がよっぽど危険」と著者は指摘する。暴力団博士とメディアから命名された気鋭の研究者が切実な離脱の実状を明かす。
目次
第1部 リアル任侠ヘルパーの見た世界(不良への道;東京へ;フロント企業;ヤクザとなる;組事務所;海外マフィアとのシノギ;刑務所生活;出所;家族)
第2部 ヤクザの辞め方(暴力団離脱研究;一一人の暴力団離脱者、現役組員たち;過去の研究成果;元親分、幹部、若中に行った意識調査;離脱を決意させたもの;暴力団離脱を理論的に説明する;海外のギャング離脱政策の現在;日本の専門家はどう考えているか)
著者等紹介
廣末登[ヒロスエノボル]
1970年福岡市生まれ。北九州市立大学大学院社会システム研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は犯罪社会学。青少年の健全な社会化をサポートする家族社会や地域社会の整備が中心テーマである。メディアから暴力団博士と命名された、注目の暴力団研究者。2017年9月現在、日本キャリア開発協会キャリアカウンセラー、久留米大学文学部非常勤講師などを務める傍ら、執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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