出版社内容情報
借金1000兆円は大嘘。日本の財政は世界一健全。消費税率を下げるなら今この本で強調したいことは、たった一つ、「日本の財政は、世界一健全」だということだ。
もちろん、この主張には多くの人が違和感を持つだろう。それは、「日本の財政は破たん寸前の最悪の状態で、世界でも類をみないほど、莫大な借金を抱えている」という政府のキャンペーンを多くの人が信じ込んでいるからだ。
なぜ日本の財政は世界一健全なのか。なぜ多くの国民は、日本の財政が世界最悪と信じ込まされてきたのか、そのカラクリを本書では、詳しくみていく。
そして、日本の財政が世界一健全だということを前提にすると、バブル崩壊以降、四半世紀以上にわたって続く日本経済の低迷を抜け出す経済政策が浮かび上がる。それは、消費税率の引き下げだ。
本書では、日本経済の正しい状況を把握、財務省主導の増税路線の間違いを正し、日本経済の進むべき道を説く。
はじめに 経済ニュースの矛盾
第1章 グロスで見るというウソ
第2章 日銀が日本財政を無借金に変えた
第3章 消費税率引き上げは誰のためか
第4章 日本財政のグランドデザインを描く
第5章 トランプ大統領の誕生とアベノミクスの終焉
おわりに
森永 卓郎[モリナガ タクロウ]
1957年7月12日生まれ。東京都出身。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職。主な著書に『雇用破壊』(角川新書)、『年収崩壊』『年収防衛』『「価値組」社会』『庶民は知らないデフレの真実』『庶民は知らないアベノリスクの真実』(いずれも角川SSC新書)。『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)では、“年収300万円時代”の到来をいち早く予測した。執筆のほか、テレビやラジオ、雑誌、講演などでも活躍中。
内容説明
本書で強調したいことはたった一つ、「日本の財政は世界一健全」ということ。財政が健全なのだから、今こそ消費税率を引き下げるべきなのだ。財務省主導の増税路線の誤りを正し、日本経済の進むべき道を説く。
目次
第1章 グロスで見るというウソ(財務省の主張とは?;「日本が財政破綻の状態」のウソ ほか)
第2章 日銀で日本財政を無借金に変えた(日銀の国債保有残高;日銀が国債を買って、日銀券を支払うことの意味 ほか)
第3章 消費税率引き上げは誰のためか(目的は直間比率の是正だった;なぜ財政危機を煽る戦略に切り替えたのか ほか)
第4章 日本財政のグランドデザインを描く(消費税根絶基金の創設を;消費税ゼロがもたらす経済効果! ほか)
第5章 トランプ大統領の誕生とアベノミクスの終焉(トランプ大統領は突き進む;アメリカのことしか考えない経済戦略 ほか)
著者等紹介
森永卓郎[モリナガタクロウ]
1957年7月12日生まれ。東京都出身。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職。執筆のほか、テレビやラジオ、雑誌、講演などでも活躍中。50年間集めてきたコレクション約10万点を展示するB宝館が話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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