角川新書<br> 一回半ひねりの働き方―反戦略的ビジネスのすすめ

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角川新書
一回半ひねりの働き方―反戦略的ビジネスのすすめ

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040820798
  • NDC分類 335
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ビジネスにおいて「攻略しない」という手法は刺激的である!

経済のグローバル化で新自由主義的な思考が跋扈するなか、競争的戦略思考や利益至上主義はそんなに重要なファクターなのか。ビジネスとは敵を出し抜き、追い落とすための戦争なのか。日米で会社経営の経験を持つ著者が、会社や組織、働く理由や評価、仕事におけるプロセスとゴールについてなどを通して、「戦略に踊らされてはいけない」と説く啓蒙の書。

序 章:わたしがビジネスを戦争のアナロジーで語らない理由 
第1章:ビジネスと言葉づかい――戦略論を見直すために
第2章:ビジネスと面白がる精神――会社とは何か
第3章:見えない資産としての組織――組織とは何か
第4章:プロセスからの発想――仕事におけるゴール、プロセスとは何か
第5章:モチベーションの構造――人が働く本当の理由 
第6章:一回半ひねりのコミュニケーション――なぜ、「なぜ働くのか」と問うのか 
第7章:それは何に対して支払われたのか――評価とは何か 
第8章:攻略しないという方法――新しいビジネスの哲学として 
付 章:内田樹君とのビジネスをめぐるダイアローグ

内容説明

経済のグローバル化で新自由主義的な思考が跋扈するなか、日米で会社経営の経験を持つ著者が、会社や組織、働く理由や評価、仕事におけるプロセスとゴールとは何かなどを通して、「戦略に踊らされてはいけない」と問いかける啓蒙の書。

目次

序章 わたしがビジネスを戦争のアナロジーで語らない理由
第1章 ビジネスと言葉づかい―戦略論を見直すために
第2章 ビジネスと面白がる精神―会社とは何か
第3章 見えない資産としての組織―組織とは何か
第4章 プロセスからの発想―仕事におけるゴール、プロセスとは何か
第5章 モチベーションの構造―人が働く本当の理由
第6章 一回半ひねりのコミュニケーション―なぜ、「なぜ働くのか」と問うのか
第7章 それは何に対して支払われたのか―評価とは何か
第8章 政略しないという方法―新しいビジネスの哲学として
付章 内田樹君とのビジネスをめぐるダイアローグ

著者等紹介

平川克美[ヒラカワカツミ]
1950年、東京都大田区生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒業。77年、翻訳を主業務とする株式会社アーバン・トランスレーション設立、代表取締役となる。99年、シリコンバレーのインキュベーションカンパニーであるBusiness Cafe,Inc.設立に参加。2001年、株式会社リナックスカフェ設立。声と語りのダウンロードサイト「ラジオデイズ」を運営する。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

20
今、私の中には「物語」がない。だから踊ってるのかもしれない。奇妙な踊りを。物語を創ろう。自分だけの今後のお話を。そしてその主人公になるんだ。まだ武器は脆い、鎧なんてない。ましてトリカブトなんて。2018/11/25

Asakura Arata

2
医院経営も新企画をみんなで考えて、それぞれの専門の人たちに手伝ってもらったりすると、とてもわくわくする。やはり金儲けではないよなあ。仕事は楽しくやるもの。経営者だとその楽しみが味わえるが、スタッフだって経営者が楽しんで仕事していると、つられて楽しくなると思うのだが。2016/02/28

アナクマ

2
「与えた分しか受け取れない。長いスパンでは必ず」たぶんそうなんだろうし、実感もある。だけど、受け取る前に辞めてしまったり、経営者・経営方針が短期間で変わったりした場合には、贈与も信頼も給与も評価も育成もバランスしないってことかな。逆に言えば、短期間で考える限りは、得失の差異はあり得ると。時間軸や、とどく範囲をどう考えよう。2016/10/23

Kentaro

1
ロレックスを例に解説すると300万のロレックスの時計は時計としての使用価値はせいぜい一万円のものに対して、顧客は目に見えない299万円の対価をブランドに支払う。このブランドは目には見ないし、いまだに顧客のイメージから既存していないインビジブルな何かである。ビジネス書に書いてあるような戦略思考は単なる流行り廃りか二項対立による敵を倒す手法である。 目に見えない資産を蓄積し、面白がる精神を吹き込んで真の戦略をたてて欲しいというメッセージを吹き込んだ一冊である。こんな感じでしょうか。 2016/10/26

OfuOfu2612

1
著者の文章が上級者のレトリックで展開されていて理解するのに少々骨が折れる。ビジネスの戦略云々を論じるところ以外の部分で、信用、信頼など目に見えない資産が蓄積されていき、それが長い目で見れば会社を安定、発展させていくという話を、プロセスや、会社と顧客のコミュニケーションやらいろいろな視点で進めていく。実際にコンサルタント会社を経営していた経験があるが故、「ああそういう話も可能だね」と安易に聞き流すことができない重みがある。会社と個人の関係を今一度考え直し、立ち位置を改めて確認するいいきっかけにはなった。2017/12/24

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