出版社内容情報
鳥谷 敬[トリタニ タカシ]
著・文・その他
内容説明
寡黙だけれど、阪神の中心には必ずこの男がいる。背中でチームメイトを引っ張っていく鳥谷のリーダーシップには、信頼感があふれている。これまでの野球人生を振り返りながら、野球観、人生観、信念を初めて語る。
目次
第1章 「覇気がない」と言われ続けて
第2章 天才ではなかったアマチュア時代
第3章 「二番手」の誇り
第4章 野球は仕事。だからがんばれる
第5章 生涯タイガース
第6章 「勝つキャプテン」が「いいキャプテン」である
著者等紹介
鳥谷敬[トリタニタカシ]
1981年6月26日生まれ。東京都出身。聖望学園高校、早稲田大学を経て、2003年のドラフト自由獲得枠で内野手として阪神入団。ベストナイン選出6回、ゴールデングラブ賞選出4回を誇る阪神の精神的支柱。連続試合出場1609試合(15年終了時点)はプロ野球歴代3位の記録である。10年と11年に阪神選手会長、12年に野手キャプテン、13年からはチームキャプテンを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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読書素人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
74
今夜は阪神に勝ったよオリックス。ふふ。でも私、結局全てのプロ野球選手の中で、鳥谷さんが一番好きなのですよ!何がいいって、顔がいい。とにかく、顔が。「キャプテンシー」というタイトルの割に、キャプテンについてと言うより、鳥谷さんのこれまでの野球人生をつらつらと書いた感じの本でしたが。はじめにカラーページがあって、すてきなお顔を満喫。欲を言えば、少年時代の写真も見たかった。さぞかしかっこよかったんだろうなぁ。2016/06/15
あふもん
39
機械のように安定した成績を残してきた鳥谷選手。これを読むと、成績もそうだし見た目や雰囲気もそうなんだがそこから得た印象からして、まったく想像した通りの考え方だったし全く想像した通りの生き方の人だった!これはある意味すごい!そうか!鳥谷選手はずっと「ある意味すごい選手」だったんだ!2017/06/02
再び読書
31
正直野球ファンにとっては寂しい内容と言える。彼の人柄の良さは見えたが、野球に対する情念や、愛情まではどうしても見えてこない。また、最後に指導者への道もきっぱり否定している。素晴らしい選手ではあったが、唯一無二の存在ではあり得なかった寂しさが残る。真面目で地道に努力した結果が淡々と記されている日記に感じる。購入を進められる本では無い。綺麗事では無い彼の姿が読み取れたら良かったのにと残念に思う。2020/07/20
yukalalami
25
感情を露わにしない理由や仕事としての野球への取り組み方など自身の考え方が赤裸々につづられていた。キャプテン向きでないと感じているらしいが最大級の努力をし結果を残しているのだから皆、彼にしか出来ないと考えお手本にしたいと思うであろう。前回の優勝は先輩達にさせてもらったのなら今回は自らチームを引っ張り最高の景色を仲間とファンに見せて欲しいと願う。2016/04/27
はる坊
22
以前から鳥谷のファンだったこともあって購入。生い立ちから今の考えに至るまで、変わってくる野球感が記されている。自分は1番じゃなくて2番なんだっていうのをコンプレックスとして持つのではなく、そこから自分の役割、やるべきことを見つけ実行していく、そのひたむきな姿勢には胸を打たれた。あと印象に残ったのは後輩への指導は誰もいないところですること。メディアが関わると情報が歪曲されることを自身が体験されてるからこそ、そのような配慮をしているんだろなと思い、鳥谷らしいと思った。2016/04/18
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