角川新書<br> 子どもが伸びる「声かけ」の正体

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角川新書
子どもが伸びる「声かけ」の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 179p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040820576
  • NDC分類 374.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「MC教師」と呼ばれる“プロ”小学校教師の好奇心メソッドやる気スイッチをONにするには「聞き方」が重要! 教壇に立っているより、生徒の中に座り、授業を進める。それができるのも、子どもたちが自主性を持ち、自ら動いているから。国立大学付属小学校で、授業から掃除、給食まで、これまでには考えられなかった型破りな取り組みでテレビでも脚光を浴びている“プロ”教師の指導法。その根底には、計算されたプロの「声かけ」があった――。

第1章:誰もが活躍できる場を作る
第2章:生徒のやる気を最大限に引き出す
第3章:家庭でできるやる気の引き出し方
第4章:ボクが子どもたちに本当に伝えたいこと
第5章:ぬまっちができるまで

沼田晶弘[ヌマタアキヒロ]
1975年、東京都生まれ。国立大学法人東京学芸大学附属世田谷小学校教諭。東京学芸大学教育学部卒業後、アメリカ・インディアナ州立ボールステイト大学大学院でスポーツ経営学の修士を修了後、同大学職員などを経て、2006年から東京学芸大学附属世田谷小学校へ。教育関係のイベント企画を多数実施するほか、企業向けに「信頼関係構築プログラム」などの講演も精力的に行っている。 著書に『「やる気」を引き出す黄金ルール 動く人を育てる35の戦略』(幻冬舎)、『ぬまっちのクラスが「世界一」の理由』(中央公論新社)がある。

内容説明

教壇に立っているより、生徒の中に座り、授業を進める。それができるのも、子どもが自主性を持ち、自ら動いているから。国立大学附属小学校で、授業から掃除、給食まで、これまでには考えられなかった取り組みでテレビでも脚光を浴びている教師の指導法。その根底には計算されたプロの「声かけ」があった―。

目次

第1章 誰もが活躍できる場を作る(1年を通じて、いろいろ活躍できる場を作る;日直を「キャプテン」と呼ぶ理由 ほか)
第2章 生徒のやる気を最大限に引き出す(MC型授業のきっかけはバラエティ番組;“勝手に”観光大使に任命し、子どもの自主性を引き出す ほか)
第3章 家庭でできるやる気の引き出し方(聞き方を変えるだけで会話が広がる;教えすぎると自主性が損なわれる ほか)
第4章 ボクが子どもたちに本当に伝えたいこと(学校での最初の仕事は子ども集め?;ダブルダッチで自信を取り戻す ほか)
第5章 ぬまっちができるまで(6年1組の「卒業の会」での思い出;偉そうなぬまっちの子ども時代って? ほか)

著者等紹介

沼田晶弘[ヌマタアキヒロ]
1975年、東京都生まれ。国立大学法人東京学芸大学附属世田谷小学校教諭、学校図書生活科教科書著者、ハハトコのグリーンパワー教室講師。東京学芸大学教育学部卒業後、アメリカ・インディアナ州立ボールステイト大学大学院で学び、インディアナ州マンシー市名誉市民賞を受賞。スポーツ経営学の修士を修了後、同大学職員などを経て、2006年から東京学芸大学附属世田谷小学校へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷりん

17
人学ばざれば智なし 智なきものは愚人なり学問に励んだか励んでいないかによって差が出るこの言葉が心に残った。子供たちが生き生きプロジェクトに取り組む姿は素晴らしい。でも、現実、いろいろな問題があり、先生の思うように行かないことも多々あるように思う。プロジェクトの真似だけでなく、信頼関係があってこそのものだと思う。2017/01/22

とよぽん

13
沼田先生の著書を続けて2冊読んだ。大学の附属小学校教諭は、公立学校の教諭とは少し違う自由度があるものの、「ぬまっち」先生の、子供との信頼関係の築き方や子供のやる気の引き出し方には、敬服すべきものがある。一方で、この先生は、子供の親になったら、さらにもう一回り大きくなるだろうとも思った。2017/03/18

mataasita

11
再読。読んで新しい発見がある本ではなかった。毎日一冊ずつ教育関係の本を一冊のノートにまとめてる。かなりキャラが濃い先生なので合う人と合わない人がいるだろう。間違いなく楽しいクラスだろうけど。プロジェクトというのは使えそう!教員は前に立つ必要はなく、さんまさんのようにファシリテーターとしての役割が大事。最近リアクションのお手本としてもさんまさんが紹介されていて、教育者も参考にすべき話術や雑談力、トーク力、フォロー力の持ち主なんだなと実感。お笑い番組やバラエティ番組も教師は積極的に観るべき。2023−122023/01/31

のみちゃん

8
期待したメソッドなどを書いている本ではなくぬまっちの各種エピソードをライトにまとめた本だった。ライトにエピソードが列挙されているおかげで、さらっと読み進めつつも、いろいろ思いを馳せる余白があったと思う。もう少し深く知りたかったなぁと思う箇所は多いが、転用できるアイディアのヒントが溢れていて良かった。「チーム○○」と呼ぶなど、ちょっとしたことから活かし始めてみよう。賞金稼ぎにもチャレンジしたいなぁ。2016/09/30

mataasita

6
前読んだ本とほぼ同じ内容。ページ数も多くなく短時間で読めた。自分がとらえる子どもにつけさせたい学力とはなにか?をしっかり答えたいと思った。mc型の授業、自分の考えや正解にもっていこうとしなければできそうな気がする。指示待ちじゃない判断力や行動力を高めさせる接し方は、せっかちな自分がまさに身につけなければいけないスキル。写真や資料が一個もないのが残念な点。2022/04/07

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