角川新書<br> 恐竜は滅んでいない

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角川新書
恐竜は滅んでいない

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040820101
  • NDC分類 457.87
  • Cコード C0295

出版社内容情報

いまや恐竜研究の最先端となった日本。その最前線に立つ気鋭の恐竜学者が、進化する科学的分析の結果明らかになった恐竜の驚くべき生態を紹介。「鳥類は恐竜の子孫だった」など世界が変わって見える事実が満載!

内容説明

いまや恐竜研究の最先端となった日本。その最前線に立つ気鋭の恐竜学者が、進化する科学的分析の結果明らかになった群竜の驚くべき生態を紹介。「鳥類は恐竜の子孫だった」など世界が変わって見える事実が満載!

目次

第1章 恐竜はすごい(最先端の日本の恐竜研究;環太平洋恐竜研究 ほか)
第2章 長い時間軸で進化を見つめる(生物の進化に魅せられて;ページをめくるようにして時間を遡る ほか)
第3章 恐竜と鳥の間(越境する獣脚類;始祖鳥、そして羽毛恐竜 ほか)
第4章 食べて大きくなって(口が世界を制覇する;歯の補充交換システム ほか)
第5章 進化と絶滅の間(それぞれの繁殖戦略;世話をするほど子の生存率は高くなる ほか)
第6章 だから恐竜研究は面白い(三億九五〇〇万年前の四足動物の足跡化石の衝撃;足跡化石には欠点も、骨化石にはない長所も ほか)
第7章 日本とアジアの恐竜たち(翼竜が空を飛んでいたら白亜紀末のようなアラスカ;恐竜はアラスカを通ってふたつの大陸を行き来していた ほか)

著者等紹介

小林快次[コバヤシヨシツグ]
北海道大学総合博物館准教授。大阪大学総合学術博物館招聘准教授。1971年、福井県生まれ。95年、米国ワイオミング大学地質学地球物理学科卒業。2004年、米国サザンメソジスト大学地球科学科で博士号取得。国内だけでなくモンゴルや米国アラスカ州、カナダなどで発掘調査を精力的に行う世界の恐竜研究の第一人者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆずこまめ

13
飼ってるインコに、おまえ…恐竜だったのか…ってしみじみ。ぴぃ!って元気よく返事されました。進化って面白いですね。2015/12/18

あんこ

8
大きなトカゲもクビナガリュウも恐竜だと思っていたんだけども、そうではなかった。割と枝分かれしていて区別されてる。無知だったわ。2024/03/19

おせきはん

7
鳥類が「進化した恐竜」であるとする最近の学説に基づき、恐竜研究の成果がまとめられています。始祖鳥は空を飛べたか、ティラノサウルスはスカベンジャーだったかの解説など興味深い内容でした。生物の進化を弱者の進化だけでなく強者の進化からも見る視点も新鮮でした。2018/04/11

鐵太郎

7
鳥類は恐竜の子孫、というか恐竜の一部が進化したものであるという最近の学説を踏まえ、現代の恐竜研究の最前線をわかりやすく描いたもの。恐竜の定義とは「トリケラトプスと鳥類(イエスズメ)の最も近い共通祖先から生まれた子孫すべて」であると言うことは始めて知ったのだけど、これほどシンプルかつこれほど奥が深い定義は始めて。近ごろの若者が髪を派手な色に染めたりピアスをしたり小遣いのほとんどをファッションにつぎ込んでいるのは、彼らのディスプレイであり、恐竜の研究をしていると暖かい目で見守れる、という一節には吹き出した。2015/09/17

yyrn

6
恐竜は鳥盤類と竜盤類に分かれ、竜盤類は竜脚類と獣脚類に分かれ、竜脚類は植物食で大型化に向かい、最後はスーパーサウルスのように全長30m、体重も推定50トンというアフリカゾウの8倍の生物にまで成長し、その大きな体を支えるために骨は空洞だったとか。一方の獣盤類はティラノサウルスに代表される肉食(植物食もいた)で凶暴なイメージが強いが、コレがいまの鳥類に繋がっている、というのが現在の定説なのだそうだ。つまり、爬虫類→恐竜→鳥類なんだとか。恐竜が空を目指したのは「弱者の進化」か「強者の進化」か?興味は尽きない。2015/09/30

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