角川ＥＰＵＢ選書 デジタルの作法―１億総スマホ時代のセキュリティ講座

宮田 健【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 224p／高さ 19cm
• 商品コード 9784040800264
• NDC分類 007.6
• Cコード C0050

内容説明

スマートフォンには、多くの個人情報が、それも、あなたの友達という“つながりの情報”が保存されている。また現在では、インターネット上に投稿したさまざまなＳＮＳの情報を集約することで、投稿した本人が考えている以上に、丸裸の個人情報があらわになる。こうした時代に身を守る方法を知らなければ、デジタルの時代の「作法」を学ばなければ、悪意ある者の獲物になってしまう可能性があるのだ。

目次

第１章　あなたの「スマホ」がいつまでも快適にならない理由（スマートフォンは「電話」ではなく「小さなパソコン」；なぜいま、スマホが狙われやすいのか　ほか）
第２章　フツーの人がこれだけは知っておくべき「セキュリティ」（エキスパートが語った、セキュリティの３つのキモ；自分の「お金」に直結したＩＤ・パスワードの扱い方　ほか）
第３章　意外に知らない「ソーシャル」の危ない話（「つながりたくない人」ともつながれてしまう；ディズニーの偽ツイッターを１４万人がフォローした理由　ほか）
第４章　フツーの人の「クラウド＆パソコン」との付き合い方（クラウドがパソコンとの付き合い方を変えた；１年に一度はやっておきたい「ＩＴ大そうじ」　ほか）

著者等紹介

宮田健［ミヤタタケシ］
１９７２年生まれ。１９９４年ＮＴＴデータ入社、のちに日本オラクルへ転職し、計１０年以上にわたりエンジニア、およびカスタマサポートとして活動。その後、エンジニアを知識面、情報面から支えることを目的として編集記者にジョブチェンジを行い、２００６年にアイティメディアへ入社。「＠ＩＴ」で、セキュリティを中心にネットワークなどの技術情報を発信。社内のスマートフォンアプリの製作等にも携わった後、２０１２年に独立。現在はエンタープライズ系のＩＴ技術を追いかけるフリーライターとして活動する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kaizen@名古屋de朝活読書会]

#感想歌 デジタルの作法電子化公開を前提にすることを最初に　セキュリティとにかく最新危ないよ対策ソフトも危ないと教え　#短歌

2017/04/01

[izw]

専門家や技術者やマニアではない、フツーの人がスマホ、ソーシャルメディアを安全に安心して利用する方法を解説している。読みやすく、分かりやすく、著者本人の日頃の使い方も参考になる。これならば自分でもできるかと思えてくる。

2015/10/21

[パズル]

ITのセキュリティについて、事例と対策が紹介されています。ITに疎い私は、ディズニーの偽Twitterや橋下氏のプリキュアツィート等を他人事に感じていましたが、読了後は早速PCのOSを確認しました。もう「アップデートはめんどう」と言わないと思います。

2015/04/06

[yyrn]

簡単に不特定多数とつながることができるツイッターやフェイスブックは、だから逆に非常に危険なのだ、ということを素人にも分かり易く説明してくれる本だった。確かにルーターのアップデートなどやったこともないし、WindowsやMacの基幹OSに頼らずアプリを動かすjavaは使わないなら削除せよという指摘は納得だ。パスワード管理アプリはアナログ的「ミルパス」が便利だとか、悪意ウィルスを終了させる「ＥＭＥＴ」はＰＣに入れておくべきだとか、クラウドは便利だから上手に使おう、試しにOne Driveを使ってみようとか。

2015/11/06

[huskyvoice]

2015年の本で、スマホ全般に関する情報、セキュリティ、SNS、データ管理についての役立つ情報が掲載されてるという感じ。もともととあるサイトで連載していたものをまとめたもの。スマホとデータ管理に絡んだクラウド関連の話題は、3年経った今では割と当たり前な感じの情報もあったけど、セキュリティとSNSについての項目は非常に勉強になりました。 1時間20分

2018/07/08