出版社内容情報
新しい形の通貨として爆発的な流通が始まっている「仮想通貨」。近所のお店のポイントカードや航空会社のマイレージから、世界規模で数兆円が流通する「ビットコイン」まで、その可能性は? リスクは? 未来は?
内容説明
この10年間は、大規模な「通貨のイノベーションと拡大」の時代だった。仮想通貨の経済規模は、いまや多くの現実の国家のそれを超えている。そしてビットコインは、仮想経済圏全体のごく一部を占めるにすぎないのである。人類は大昔から貨幣をつくってきたし、貨幣をつくる理由も大して変わっていない。変わったのは決済を管理する技術で、今日では、誰でも中央銀行になれる。―いまこそすべての人が知るべき、新時代の「通貨」の真実。
目次
第1部 爆発的に増えている通貨(仮想経済圏が持つポテンシャル;貨幣のさまざまな形;仮想通貨は合法か?;それは貨幣なのか?)
第2部 この先、仮想通貨はどうなっていくのか?(「計算の単位」としてのお金;「価値を蓄える」というお金の役割;お金の進化を予測する;勝手通貨に国家はどう対していくのか)
エピローグ バーチャル世界では「目的」こそが重要
著者等紹介
カストロノヴァ,エドワード[カストロノヴァ,エドワード] [Castronova,Edward]
インディア大学テレコミュニケーション学部准教授。オンラインゲーム「エバークエスト」上での経済活動を計算し「1人当たりGNPは世界第77位でブルガリアを上回る」と発表するなどして注目を集め、仮想世界の経済学の第一人者として知られる
伊能早苗[イヨクサナエ]
東京大学経済学部卒。シカゴ大学MBA取得。外資系金融機関勤務を経て翻訳家。日本証券アナリスト協会検定会員
山本章子[ヤマモトショウコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ワッピー
壱萬参仟縁
kubottar
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
磁石