出版社内容情報
東国の刺客襲撃事件を経て、百花宮は宮や人員の整理がされていた。後宮内の実権を握っていた皇太后が尼寺へ追放され、妃嬪(ひひん)たちが互いに牽制し合うなか、雨妹(ユイメイ)は揚(ヨウ)州での職務を終えて帰還する。現在後宮を取り仕切る燕(イェン)淑妃を避けるよう忠告を受けたにも拘わらず、掃除先で遭遇してしまい!?
燕淑妃の周囲からの評判と実際の姿の違いに違和感を覚えていた雨妹は、ある日皇帝から直々に、燕淑妃の謎を解き明かす任務を受け、真実を探るべく潜入捜査することになる。
【目次】
内容説明
東国の刺客襲撃事件を経て、百花宮は宮や人員の整理がされていた。後宮内の実権を握っていた皇太后が尼寺へ追放され、妃嬪たちが互いに牽制し合うなか、雨妹は揚州での職務を終えて帰還する。現在後宮を取り仕切る燕淑妃を避けるよう忠告を受けたにも拘わらず、掃除先で遭遇してしまい!?燕淑妃の周囲からの評判と実際の姿の違いに違和感を覚えていた雨妹は、ある日皇帝から直々に、燕淑妃の謎を解き明かす任務を受け、真実を探るべく潜入捜査することになる。
著者等紹介
黒辺あゆみ[クロベアユミ]
福岡生まれ、福岡育ちなごった煮作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鳩羽
5
東国による襲撃のため、行われた後宮の改築が進み雨妹らも都へと帰還した。後宮の勢力図も変わり、皇后以外の四夫人の立場や役目を知ることになった雨妹は、燕淑妃宮には近づかないと心に誓う。しかし、掃除の帰りに具合の悪そうな女官を助けることになり、その女官はどうやら燕淑妃の宮の者らしく…。外に出たり、内の話になったりと、緩急バランスよく進むシリーズ。後宮のパワーバランスと、妃それぞれの性格、意外な繋がりが面白くて読ませる展開。妃、みんなお忍びで出歩きすぎでは…?雨妹の描く権力のバランスが実現するのか、次巻が楽しみ。2025/11/28
kmori299
2
うん、やっぱりちゃんとお掃除係をまっとうしてる方がお話も楽しいね。2025/12/04
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- 和書
- すしねずみ




