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出版社内容情報
「すきだよ。大好き」「私、遠距離なんかで絶対別れないから」
緑屋四季には恋人がいる。
才色兼備なお嬢様で四季が大好き。そんな彼女を置いて四季は上京することになるのだが――
「四季くんは私がいないと困るよね」
「あたし、好きな人にしか話しかけないんですよ~?」
「えへへ。しーくん久しぶり」
入学先で四季は三人の女生徒と出会う。
優しく世話焼き気質な桜庭春、
明るくこちらをからかってくる夏川葵、
学校で再会を果たした幼馴染の秋晴涼。
孤立気味だった四季と近しい悩みを持つカノジョたちに好意を抱かれ関係が深まっていく。
四季に恋人がいると知ってなお――べ、別に浮気とかじゃないから!
【目次】
内容説明
「すきだよ。大好き」「私、遠距離なんかで絶対別れないから」緑屋四季には恋人がいる。才色兼備なお嬢様で四季が大好き。そんな彼女を置いて四季は上京することになるのだが―「四季くんは私がいないと困るよね」「あたし、好きな人にしか話しかけないんですよ~?」「えへへ。しーくん久しぶり」入学先で四季は三人の女生徒と出会う。優しく世話焼き気質な桜庭春、明るくこちらをからかってくる夏川葵、学校で再会を果たした幼馴染の秋晴涼。孤立気味だった四季と近しい悩みを持つカノジョたちに好意を抱かれ関係が深まっていく。四季に恋人がいると知ってなお―べ、別に浮気とかじゃないから!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
才色兼備なお嬢様で大好きな冬城由奈を置いて上京した四季。遠距離恋愛中な彼の、不純ではないけれど地元の彼女には言えない関係を描いた青春小説。料理スキルの低さゆえに料理部に入部した四季が出会う、明るくこちらをからかってくる後輩の夏川葵、優しく世話焼き気質な同級生の桜庭春、再会を果たした幼馴染の秋晴涼。三者三様の出会いと積み重ねていく関係性があって、一方で大好き過ぎる四季には見せられない由奈の悲壮な覚悟と不安があって、ヒロインたちが四季のことをだんだんと意識していくからこそ、いろいろと面白くなってきそうですね。2025/08/22
わたー
18
★★★★★面白かった。新作が出るたびに言っている気もするが、飴月先生史上最高傑作と言っても過言ではない。親が転勤族だったことで幼いころから転校を繰り返してきた主人公。元の学校で付きあっていた恋人とは遠距離恋愛になったものの、破局せずに仲を深めていた。だが、主人公は特別に仲の良い3人の女の子ができてしまって…と始まるラブコメ。もうね、序盤から情緒をめっためたにされて何度叫びだしたいのを堪えたことか。いや何回かSNSにも漏れ出ていたような気もするが、そうでもしないととてもじゃないけど読み進めることができない2025/08/23
真白優樹
15
将来を誓い合った彼女を置いて東京に引っ越した少年が、問題を抱えた少女達を助けて始まる物語。―――救った想いは深みへと、懇々と泥沼へと。 主人公の真っ直ぐな思いがヒロインを救う、そこまでは良い。しかしその主人公には既に彼女がいる、という展開が不純と魔合成させていく物語であり、気持ちはわかるからこそ鮮烈な思い迸る、丁度良い重さが見所である物語である。貴方じゃなきゃ嫌だ、と動き出す気持ち。彼女は傍に居ない中、奪い取ろうと走り出す気持ち。果たして少年は誓った想いを守れるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/08/24
サキイカスルメ
13
うわぁぁぁ、誰も選んだらダメじゃん!!大好きな彼女と遠距離恋愛している主人公が、食について頑張ったら女の子たちと親しくになって、さぁ大変なお話。これはですね、主人公くんの自身でも自覚している頼られたら放っておけない性質が未来への爆弾を作りまくってる。好みのタイプと好きな人がイコールするのか、その回答がキャラクターによって違いそうなのも読んでて面白かったです。あと、とにかく女の子たちが可愛い!!女の子視点で彼女たちのバックボーンや心情を知れたのもよかったです。2025/08/23
たまご
11
率直な感想としては非常に難解だったなと。設定は私好みではあったけど、いかんせん登場キャラクターが全員無自覚でクソ。彼女持ちなのに自分に言い訳しながらヒロイン達との距離を縮めていく主人公には呆れてしまう。ただそれはヒロイン達も同様で、彼女がいると分かっているのに…てな感じでカオス感凄い。唯一まともなのは主人公の彼女である由奈だけでは?そう考えたら不憫すぎるな…。ただ私は不純愛や背徳系が大好物なので、そう言った意味では合致しており、最後まで読むことは出来ました。続きも出たら買います。笑2025/09/08
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