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出版社内容情報
学園祭以降、黒衣に避けられている無色。瑠璃は黒衣が『好き避けモード』だと気付いているものの、無色には理解して欲しくない複雑な心境で……。そんな中、〈空隙の庭園〉修学旅行で北海道へ行くことに。無色は久しぶりに黒衣と顔を合わせるも――
「わたしを待たせるとは憎いやつめ」「わたし、高いところが怖くて……」違和感しかないバグりようで!?
彩禍の姿になってもいつもの距離感を掴めない無色と黒衣の前に、死んだはずの初代〈騎士団〉たちが現れ――。
「この日をどれだけ待ち望んだことか。感無量にございます!」
無色は彼女たちから彩禍とのデートプランを相談され!?
【目次】
内容説明
学園祭以降、黒衣に避けられている無色。瑠璃は黒衣が『好き避けモード』だと気付いているものの、無色には理解して欲しくない複雑な心境で…。そんな中、〈空隙の庭園〉修学旅行で北海道へ行くことに。無色は久しぶりに黒衣と顔を合わせるも―「わたしを待たせるとは憎いやつめ」「わたし、高いところが怖くて…」違和感しかないバグりようで!?彩禍の姿になってもいつもの距離感を掴めない無色と黒衣の前に、死んだはずの初代〈騎士団〉たちが現れ―。「この日をどれだけ待ち望んだことか。感無量にございます!」無色は彼女たちから彩禍とのデートプランを相談され!?
著者等紹介
橘公司[タチバナコウシ]
第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作『蒼穹のカルマ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
学園祭以降、黒衣に避けられている無色。そんな中〈空隙の庭園〉修学旅行で行った先の北海道で、死んだはずの初代〈騎士団〉たちが現れる第8弾。自分の気持ちが分からなくなってしまい迷走する黒衣と、黒衣が『好き避けモード』と気付き複雑な心境の瑠璃。北海道で再会した騎士団たちから相談された無色が彩禍とデートをプロデュースする展開で、黒衣のポンコツっぷりが可愛い一方、騎士団の面々も彩禍のことを好きすぎて微笑ましかったですけど、騎士団の彼女たちの因縁も絡めた最大の危機からの思わぬ展開に、続きがいろいろ気になるところです。2025/08/22
たまご
7
いつもは瑠璃無双だけど今巻は黒衣!無色を意識し、今まで見られなかった一面を晒す様子にニヤニヤが止まらない。繰り返す奇行の数々も微笑ましかった。初代騎士団の登場で、彩禍のあられもない過去が暴露される展開もあり黒衣のライフは0に。素の表情を見せたウブな黒衣も最高でした。とにかく黒衣、黒衣。感情の振れ幅がデカくてとにかく楽しかった。初代騎士団復活の真相も含め次巻も楽しみです。2025/09/09
椎名
6
修学旅行編。恋の自覚を得てから一気に上手く話すことさえできなくなり……という彩禍様無双。お前らもう付き合っちゃえよの一言で済むことを彩禍様の過去も含めて広げていくのはテクニカルだなあと感じる。新キャラがぞろぞろと出てきたが、全員同じタイミングで色々な決着がつきそうなので余計/余分感もない。少女時代のまだお世話されまくっていた彩禍様の姿が気になりすぎる。2025/09/16
藤崎
6
黒衣の好き避けモードが楽しみすぎる8巻目。そして予想通りにして期待以上にポンコツ可愛くて善哉善哉。さらにかつて滅亡因子との戦いで散ったはずの4人の仲間が現れてひと騒動。個人的にこの「既知の新キャラ」なんてねじれ構造を読者と同じ情報量の主人公を介して説明しつつ何故かデートの情報一番握ってるのも主人公なんて更なる捻りを加えた構成の妙は流石の一言。しかして登場から思い出話からデートから因縁の戦闘から必殺技お披露目から何から何まで4人分ともなればいくらなんでも入らない、みたいな感じで以下次回。どうなるのか期待です2025/08/20
微塵子大魔王
3
黒衣が好き避けをしていて良い。今巻は初代騎士団の4人が登場。どのキャラもクセが強く、彩禍さんを猛烈に愛している。そんな中、無色扮する彩禍とデートが行われて、プロポーズをされる。王様は誰を選ぶのか。黒衣の嫉妬が可愛かったですね。あとがきにもありましたが終章は次巻に持ち越しとのこと。次巻も楽しみです。2025/08/23