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出版社内容情報
不毛地帯を救ったヘーゼンだが、中央で皇太子派閥に喧嘩を売り、滅亡寸前の同盟国へ左遷。無能な王、腐敗した高官、迫り来る敵国。有能すぎる男の初手は――「玉座を降りて欲しいんです」究極のトップダウン改革!?
【目次】
内容説明
砂漠に豊穣をもたらす劇的な功績を挙げたヘーゼンは、次の辞令を受けるべく帝都に凱旋。皇位継承争いトップ派閥の使者ブュギョーナから勧誘を受けるが…「お断りします。シンプルに嫌いなんですよ、あなたが」「あひょ!?」No忖度すぎる発言で、喧嘩を売る。当然、左遷(3度目)。帝国が見捨てた滅亡寸前の同盟国をたった一人で救うよう命じられる。彼を待ち受けるのは『無能な王』『腐敗した高官』『強大な敵国』。最強の魔法使いが選ぶ国家再生の初手は―「玉座を降りて欲しいんです」究極のトップダウン改革!?国家規模の「ざまぁ」、始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
16
ヤラレ役の貴族のセリフがワンパターン。少しは立派な貴族を魅せて欲しいと願っていたら出て来たが、、主人公のは前では平等だった。コイツ、マジでサイコパスだ。2025/10/10
コウディー
7
82/100 凄く好みな作品。特に強烈な個性を放つキャラ造形が見事だった。中でもブュギョーナ秘書官は、名前からも漂う不快感がいい。また他の女性秘書官の前で、エアで腰を振ってヘーゼンの義母を犯す妄想するシーンは、ド肝抜くくらいのセクハラしてて逆に笑えた。 そしてヘーゼンが左遷された国。ノクタール国の聡明なジオス王子が、他人事の時は賢明な判断決断ができるのに、いざ自分事で感情的になると賢明な判断ができなくなるシーンは、仕事で焦るとミスしてしまう自分とどこか重なってしまい、客観視する重要性を想起させられた。2025/10/16
葛宮詠
2
おもしろかった2025/09/20




