出版社内容情報
出世コースを歩んでいたエリート錬金術師のジークは、
性格の悪さが原因で辺境へ左遷されてしまう。
しかも、左遷先は未熟な錬金術師が2人だけ、
仕事もろくにない支部だった。
だが、ジークは天才だ。
軍からの嫌がらせも軽く解決し、
魔剣製作依頼では国一番のものを作るなど、
規格外の活躍をしてしまう。
猫と”性格改善会議”をしないと――揉めるけど。
素直で前向きな弟子たちに、可愛い猫の使い魔もいる。
辺境でのんびりと支部を再建していくのも……悪くないか。
◆ジークの輪郭を描く、書き下ろしエピソード3編収録。
・アデーレの見た天才
・どうだろう?
・孤独だった天才
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
4
表紙が可愛くて購入。挿絵も可愛かった。 物語は対人能力が壊滅的な天才錬金術師が左遷された話。田舎のスローライフで心が癒される系かと思いきや、口の悪さと付き合いの悪さを何とかして周りを良い人で囲むと協調性の無さも何とかなりそう、という斜め上の展開に噴き出した。 あと自分で積極的に関りに行かなかったのに、元同級生の顔も覚えてないと文句を言うアデーレはちょっと自意識過剰では。 個人的にはつまらなくはないんだけどうーん、という感じだった。続きはどうしよう。2025/05/11
PumToru
0
師匠はインテグラ(ヘルシング)のイメージだったわ まあみんなかわいいから良し2025/05/11
etorm
0
外付け良心回路2025/05/10
み
0
のんびりスローライフ。時折発生する会議が楽しい。猫ちゃんかわいい。かわいい。2025/05/10