出版社内容情報
「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみが贈る神と人と運命の恋物語、待望の第二巻
坂木夜花(よはな)は普通の高校生だった。異境の水を呑み、神がかりの力を持つまれびととなるまでは――。
社城(やしろ)家当主に廃村の調査を依頼された夜花。
不老不死の美少年・千歳(ちとせ)に加え、口の悪い大学生の果涯(かがい)が夜花の護り手に加わる。
果涯は不良めいた素行ながら、序列四位の実力と意外な面倒見の良さで調査に協力する。
三人で廃村に向かうが、村は強い淀みに包まれて近づくこともままならない。そんな中、黒い匣が「オオカミのヒレ」という名前だと突き止めるが、それを聞いた千歳は苦い顔で……。
神と人と運命の恋物語、待望の第二巻。
【人物紹介】
・坂木夜花 (さかき よはな)
まれびと。千歳と同居している。実は大きな力を秘めているらしい。
・社城千歳 (やしろ ちとせ)
不老不死の美少年。新月の時だけ、本来の青年の姿に戻る。
・社城果涯 (やしろ かがい)
瑞李の弟。序列四位。口の悪い大学生。
・社城瑞李 (やしろ すいり)
社城家の次期当主候補。序列一位。
・小澄 晴 (こすみ はれ)
もう一人のまれびと。夜花の同級生。瑞李のつがい。
【目次】
プロローグ まず、まれびとは
一章 「これがいわゆる、嵐の前の静けさってやつ」
二章 「果涯はたまに鋭いこと言う」「たまにかよ!」
三章 「水辺は異界へ繋がってるってよくいうけれど」
四章 「まれびとってやっぱり便利に使われる宿命なんだよ」
五章 「夏祭りってなんだかやっぱり特別……ただし若い頃だけ」
六章 「あのときの夜花の剣幕、とんでもなかった」
七章 「社城家の夏越しの大祓、事件起こりすぎでは?」
エピローグ 金の杯の水を干す
あとがき



