富士見L文庫<br> 宵を待つ月の物語〈1〉

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富士見L文庫
宵を待つ月の物語〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040756028
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 高校生の坂木夜花(よはな)の住む町は、魔を退治する神祇官(かむつかさ)の一族である社城(やしろ)家が絶大な権力を持つ。

 両親を亡くし祖母と住む夜花は、夏のある日に遠縁だからと社城家の宴会にかり出される。けれど手伝いの最中、事故で池に落ちてしまう。
 騒ぎを聞きつけ現れたのは美貌の社城家の当主候補。彼は「僕の、つがい」と夜花に歩み寄り――後ろにいた同級生の少女を抱き上げた。
 夜花は誰にも顧みられず、濡れ鼠の惨めな姿のまま池の中で呆然とする。

 けれど不思議な美しさの少年・千歳が夜花を助け、社城家にある自分の家に匿ってくれた。さらに千歳は夜花が神がかりの力を持つ《まれびと》であると見抜く。
 夜花は社城家に保護され千歳を護り手に、術師の仕事の手伝いをすることに……?

 「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみが贈る、神と人と運命の恋物語。

内容説明

坂木夜花の住む町は神祇官の一族の社城家が絶大な権力を持つ。遠縁の夜花は宴会の手伝いの最中、池に落ちてしまう。騒ぎを聞き現れた美貌の社城家当主候補は「僕の、つがい」と夜花に歩み寄り―後ろにいた同級生を抱き上げた。夜花は誰にも顧みられず、濡れ鼠の惨めな姿のまま呆然とする。けれど不思議な美しさの少年・千歳が現れ夜花を助け、さらに夜花が神がかりの力を持つまれびとであると見抜く。夜花は社城家に保護され千歳を護り手に、術師の仕事の手伝いをすることに…?神と人と運命の恋の物語が始まる。

著者等紹介

顎木あくみ[アギトギアクミ]
2019年、デビュー作『わたしの幸せな結婚』(KADOKAWA)が細やかな人物描写とドラマチックな設定で人気を博す。同作は実写映画化、TVアニメ化し、世界的なヒットとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

27
両親を亡くして、魔を退治する神祇官の一族・社城家が絶大な権力を持つ町に祖母と住む夜花。夏のある日遠縁だからと社城家の宴会に駆り出され運命が動き出す物語。手伝いの最中に事故で池に落ちてしまい、しかし当主候補に選ばれたのは彼女の後ろにいた同級生・晴。異界の水を呑み「まれびと」とされた似たような境遇の2人の少女は、当主のつがいとされた晴と、落ちこぼれ扱いの少年・千歳に匿われた夜花と対照的な扱いをされながらも、状況に対する心境は真逆で、浮かび上がる真相を踏まえてこれから物語をどう動かしていくのか今後が楽しみです。2024/11/14

はなりん

20
新シリーズ。絶大な力を持つ社城家は陰陽師の一族で遠縁の夜花は、『まれびと』て呼ばれる特殊な能力を持つ事が判明し、社城家の離れで、守り手の千歳と暮らす事に。千歳も神の祝福で不老不死となり、その呪いをとく為強い力をもつ夜花に近づいたものの、夜花と過ごすうちにお互いに居場所として信頼を寄せるように。まだまだ序章な感じですが、序列4位君も仲間になりそうだし、他の序列の人もまだ登場していないので、今後の展開が楽しみ。お婆さんとの和解はホロリとしました。2025/05/04

しゃお

18
なんといっても、ゆきうさが可愛い。口の悪いところがまたいい(笑)。さて、主人公は〈まれびと〉となった少女、夜花。自立しようと頑張り屋で明るい彼女、実は孤独でどうしようもなく厭世的な彼女の痛みが胸を打ちます。一方で同じ〈まれびと〉となった少女、晴。彼女の自覚の無い悪意が怖いですね。果たして二人の運命はどうなるのか。そして呪いと祝福を受けている千歳の打算的だった目的が、夜花との交流で変化が見られますが、それが夜花と千歳の未来に何をもたらすのか。続きが楽しみな現代ファンタジーの開幕です。2024/12/19

翡翠

17
顎木あくみ先生の新作と言うことで手に取ってみたが、まれびとになったという始まったばかりなので面白くなるかはこれからというところ。とにかくゆきうさが口悪いけど可愛くて癒し! 高校生の坂木夜花は両親を亡くし祖母と一緒に住んでいた。ある日に社城家の宴会の手伝いの最中に事故が起きる。二人のまれびとの運命がはじまる神と人の恋物語。2024/11/15

冬野

13
顎木さんの現代ものは新鮮。世界観が『わたしの幸せな結婚』と繋がってるようで、予想よりオカルト要素が多めで嬉しい。大正時代ならあまり気にならなかったと思うけど、現代舞台だと封建的な社城家の在り方が奇異に映る。主人公の夜花は自立心が強く、逆境の中でも曇らない芯の確かさが眩しく、好ましい。個人的に毒舌なゆきうさたちとちょい悪な貞左が好き。微妙に癇に障る人が多くて一巻だけだとあまり愉快な読み味ではないのだが、千歳も皆も幸せになれる方法が見つかるといいと思う。二巻以降でタイトルの意味が明らかになるのかな?星:4/52024/12/09

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