出版社内容情報
高校生の坂木夜花(よはな)の住む町は、魔を退治する神祇官(かむつかさ)の一族である社城(やしろ)家が絶大な権力を持つ。
両親を亡くし祖母と住む夜花は、夏のある日に遠縁だからと社城家の宴会にかり出される。けれど手伝いの最中、事故で池に落ちてしまう。
騒ぎを聞きつけ現れたのは美貌の社城家の当主候補。彼は「僕の、つがい」と夜花に歩み寄り――後ろにいた同級生の少女を抱き上げた。
夜花は誰にも顧みられず、濡れ鼠の惨めな姿のまま池の中で呆然とする。
けれど不思議な美しさの少年・千歳が夜花を助け、社城家にある自分の家に匿ってくれた。さらに千歳は夜花が神がかりの力を持つ《まれびと》であると見抜く。
夜花は社城家に保護され千歳を護り手に、術師の仕事の手伝いをすることに……?
「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみが贈る、神と人と運命の恋物語。
内容説明
坂木夜花の住む町は神祇官の一族の社城家が絶大な権力を持つ。遠縁の夜花は宴会の手伝いの最中、池に落ちてしまう。騒ぎを聞き現れた美貌の社城家当主候補は「僕の、つがい」と夜花に歩み寄り―後ろにいた同級生を抱き上げた。夜花は誰にも顧みられず、濡れ鼠の惨めな姿のまま呆然とする。けれど不思議な美しさの少年・千歳が現れ夜花を助け、さらに夜花が神がかりの力を持つまれびとであると見抜く。夜花は社城家に保護され千歳を護り手に、術師の仕事の手伝いをすることに…?神と人と運命の恋の物語が始まる。
著者等紹介
顎木あくみ[アギトギアクミ]
2019年、デビュー作『わたしの幸せな結婚』(KADOKAWA)が細やかな人物描写とドラマチックな設定で人気を博す。同作は実写映画化、TVアニメ化し、世界的なヒットとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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