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出版社内容情報
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内容説明
「私、メイドになる!」アニスがユフィのメイドになることを宣言!?困惑していたユフィだったが、次第に乗り気になり―そんな二人の平和な日常を始め、書き下ろしを含めた7つのエピソードを収録したシリーズ初の短編集が登場!まだ出会ったばかりのアニスとユフィの一日、イリアの過去と向き合うレイニ、母シルフィーヌと親子の対話をするアニス、ティルティが胸に秘める葛藤…など、これまでの魔法革命の裏で皆が紡いできた大切な物語が今ここに語られる―そして、後で祈るのだ。この幸せで温かな時間がこれからも続きますように、と。
著者等紹介
鴉ぴえろ[カラスピエロ]
1991年4月生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
二人の平和な日常を始め、これまでの魔法革命の裏で皆が紡いできた7つのエピソードを収録したシリーズ初の短編集。まだ出会ったばかりのアニスとユフィが空中散歩をした一日、母シルフィーヌと親子の対話をするアニス、イリアの過去と向き合うレイニ、ユフィのメイドになることを宣言するアニス、ティルティが胸に秘める葛藤、ハルフィスの結婚、アニスとユフィのペアのドレスなど、関係者たちそれぞれが抱えている周囲との関係や事情を掘り下げながら、相手を思いやる気持ちが感じられる微笑ましくて心温まるエピソードがつまった短編集でしたね。2024/08/21
とってぃー
9
てぇてぇの供給と関係の深堀が良い!ユヒィとアニス、イリアとレイニの攻め受けの関係を堪能。アニスのポンコツ具合は可愛すぎる。ティルテやイリアの過去を知り本編を補完でき、彼女達の振る舞い方の根本を実感できてしみじみ〜。2024/08/27
bluets8
8
シリーズ初の短編集。ドラマガ掲載の短編がメインだからもっとコメディタッチで百合百合してくれるのかと思ったら、テイストは本編と変わらない。割と真面目なシリアス路線。これがこのシリーズの色なのだろう。それと作者が性格的に生真面目ではっちゃけるのがあんまり得意じゃないんだろうな。親子愛をテーマに書かれた話が多いのが印象的。お気に入りは2話「子と母と」。アニス母子の話で、母シルフィーヌの不器用さと優しさに思わず顔が綻ぶ。母上から見てもユフィ父の第一印象はイヤミな奴なのねw2024/08/24
おこげ
7
ユフィアニ夜間同伴や皆の前で構わず惚気る姿をみればふーふ仲の良さが如実に表れているな🌃✨ヘタレ確定済のアニス様はユフィにタチ回りたい様子であらあらうふふ🤭遠くても親戚であるユフィアニそうかどこかで血が繋がっていると知れば高揚します♡もう付き合っているイリレイのラブシーンは挿絵あれば百合点満点だった💯ヒロインたちの小話や取り巻く人々を掘りさげるサイドストーリー要素が強いから、いつも以上のイチャラブを期待しすぎはいけない。でもユフィアニ&イリレイの描写は百合濃くあるファンブックのような短編集ね👍️2024/08/26
ふうせん
7
短編集の良さって物語が進んでいく中である程度構築された関係を前提に置きながら過去の関係の状態をまた見れることなんだよね。これがアルバムを見てる感じがしてほっこりする。 しかも、全7話どれも関係の深掘りばかりで本編に収録されててもいいだろってレベルで楽しかったです。ティルティの話とか本編になぜなかったってぐらいティルティの身の上話をしてくれていたのでキャラの解析度が上がりました。2024/08/25