出版社内容情報
辺境貴族のラグナに嫁いできたアリシアは乙女ゲー世界の悪役令嬢。彼女の周囲では、悪魔の力を振るうジェラシス、ゲームシナリオを捻じ曲げるパトリシアなどが依然不穏な動きを見せていた。
そんな中、ラグナたちは学園の夏季休暇を利用し、友人のマリアナを連れてブレイブ領に帰省する。
久々の田舎暮らしを満喫しようと思ったものの、アリシアを狙う魔の手は辺境にまで及んでいた。
訓練のため訪れた洞窟型のダンジョンにて、三人に襲い来る灼熱の魔人。そこに、アリシアとの婚約を破棄した王太子までもが現れて――?
内容説明
辺境貴族のラグナに嫁いできたアリシアは乙女ゲー世界の悪役令嬢。彼女の周囲では、悪魔の力を振るうジェラシス、ゲームシナリオを捻じ曲げるパトリシアなどが依然不穏な動きを見せていた。そんな中、ラグナたちは夏季休暇を利用しブレイブ領に帰省する。しかし訓練のため訪れたダンジョンで、アリシアとの婚約を破棄した王太子と遭遇して―?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
9
アリシアの尻に敷かれながら破滅回避に奮闘中のラグナ。夏季休暇をマリアナも伴ってブレイブ領で訓練して過ごすつもりが、悪魔の力を振るうジェラシスに付け狙われたり、エドワードに絡まれたりして…という本巻。序盤でのパトリシアとの邂逅は波乱となる帰省の先触れとなっており、今後も彼女とは暗闘することになりそうで不穏かなと。ブレイブ領にすっかり馴染んだアリシアの成長が頼もしく、恋愛面ではへたれるラグナがきちんと締めるところは締めたのもよかった。しかしセバスの底知れぬ強さといい、あの領地はどうなっているのだろう(笑)。2024/06/13
史
1
異常以上の異常。2025/02/05