- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
容姿端麗・完全無欠の公女にして生徒会長・ルティル=エストリアが何を思ったかリクスを生徒会に勧誘!? 周りが騒然とする中、ルティルと幼いころからの知己らしいセレフィナが何やら不満顔で――
内容説明
「リクス君。貴方…生徒会に入りませんか?」「ええっ!?」容姿端麗で、優しく気品に溢れている生徒会長・ルティルが突然リクスを生徒会に勧誘!?周りが騒然とする中、ルティルと幼馴染らしいセレフィナが妙に不機嫌になっていて―「余も、リクスと共に生徒会へ入る」「えええ!?」さらに強引にセレフィナも生徒会に入ってきた?そうして放課後、リクスは彼女たちと共に生徒会活動に励むことになる。どこか怪しさを滲ませるルティル率いる生徒会にて、意外にも上手く活動してみせるリクスだったが―ねぇ、ルティル先輩が一々俺を誘惑するような真似してくるんだけど、なんで?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
容姿端麗・完全無欠の公女にして魔法学院の生徒会長ルティルからリクスが生徒会に勧誘され、周囲が騒然とする中、セレフィナも加入を宣言する第3弾。幼い頃からの知己らしいセレフィナが噂に聞くルティルの事情。何やら企んでいる様子も見受けられるルティル率いる生徒会で、意外にも上手く活動してみせるリクス。ルティルから誘われたデートで彼女の思惑を外して楽しませる一方、思い詰めた彼女の真意も垣間見えていく展開で、彼女の想いを受け止めて向き合ってみせたリクスがカッコよかったですけど、また癖の強いヒロインが増えましたね(苦笑)2024/07/22
しぇん
27
公女のタイトルだけど新キャラでしたが、中々ぶっ飛んだキャラでした。祈祷派は直接的には大人しかったぶん暴れてましたね。光の剣閃の本質が出てきましたが、さらっとヤバい事言ってるような…。まぁ、今巻も面白かったです2024/08/12
椎名
14
こうくるかという新ヒロイン回。作者も言及しているように非常に好き嫌いの分かれるキャラクターだと思うのだが、そういったヒロインを登場させること自体リスキーな中でそれをやってくれたこと、救うことの難しいシチュエーションでこの主人公にしかできないような心のやり取りで綺麗にハッピーエンドへと導いてくれたことも含めて、個人的にはかやり評価の高い一冊だった。めちゃくちゃ好きなヒロインですね。今後も良いスパイスになる気がします。2024/07/27
たまご
9
生徒会長ルティル登場。セレフィナとの繋がりや、ルクスに対して異常な執着を見せる彼女の、明らかになる過去と真意が衝撃でした。このシリーズは比較的コメ色が強めで楽しく読めるのが魅力ですが、ルティルの設定に関してはかなり攻めてましたね。これは好みが別れそうだなぁ。個人的にはドストライクだったので、この先もルクスとの絡みが沢山あると嬉しい限り。いつメンのわちゃわちゃやルクスを巡るラブコメ、熱いバトルと今巻も安定した内容で大満足。推しはシノでしたけどルティルも追加で。2024/08/07
だざくら
9
巻数を重ねるごとに面白くなってないか? ルティル先輩が最高に良いキャラしてて大好きになりました。 あと中盤のアルフレッドで爆笑した。今後の彼の活躍にも期待したい。 一方敵勢力の掘り下げは中々進まないため、どこかのタイミングで一気に深掘りするのかな?という印象2024/07/28