出版社内容情報
ごく普通の高校生だった巻嶋朝輝(まきしまあさき)は、700年後の未来で目を覚ます。そこは「異蝕体(オルト)」と呼ばれる異形の生命体によって人類が滅亡寸前に追い込まれた、荒廃した世界だった。
早速襲われた彼は、なんと体当たりで敵をぶちのめす。自身の内から湧く謎のエネルギー源に、封じられていた強化武装(アームドエイヴィス)「クロウゴースト」が応えたのだ。傭兵として活躍する傍ら、ペースト食に飽きて日本の食事を再現して仲間に驚かれたり――と、未来世界は案外彼の肌に合うようで……?
【目次】
内容説明
ごく普通の高校生だった巻嶋朝輝は、700年後の未来で目を覚ます。そこは「異蝕体」と呼ばれる異形の生命体によって人類が滅亡寸前に追い込まれた、荒廃した世界だった。早速襲われた彼は、なんと体当たりで敵をぶちのめす。自身の内から湧く謎のエネルギー源に、封じられていた強化武装「クロウゴースト」が応えたのだ。傭兵として活躍する傍ら、ペースト食に飽きて日本の食事を再現して仲間に驚かれたり―と、未来世界は案外彼の肌に合うようで…?
著者等紹介
天酒之瓢[アマザケノヒサゴ]
ロボと共に生き、メカと共に死すが運命の小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真白優樹
7
隕石に当たって死に、七百年後の荒廃した未来に目覚めた少年が、謎の機体と球体ロボットと共に傭兵として生きる物語。―――遺された思いを背負い、竜を操り羽ばたけ。 SFな巨大移動都市で料理をしたり任務の中でやり過ぎたりしながら、周囲と馴染んでいく物語であり、紡いだ絆が竜を制する力となる、SFの真っ直ぐな熱さがある物語である。個性的な仲間達と共に掴んだ成果、その先に始まるのは生きる為の作戦。その作戦は上手くいくのか。始まったばかりのこの世界での生活は、どう進んでいくのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/07/15