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出版社内容情報
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内容説明
敵国撃退という圧倒的すぎる実績を上げた帝国将官のヘーゼン。残った無能上官が嵌めようとしてくるも、それ以上の策で嵌め返し、粛清完了。当然、また左遷。異動した先は困窮する不毛の地にもかかわらず『接待を求める好色上司』『他部署からの理不尽なクレーム』『民を見捨てる上層部』と腐敗の極み。「なんか…高くないですか?頭が」前世からの魔法の実力と常人離れした論理力を駆使すれば、上司は行方不明、他部署の不正は暴かれ、上層部には正論パンチ。ウザい上官にスカッとざまぁを決め、天才少女と秒速で救民に着手する!有能すぎる男、新天地でも蹂躙成り上がり。
著者等紹介
花音小坂[ハナネコサカ]
WEB小説サイト『カクヨム』にて、同作をひたすら毎日投稿し続けるライトノベル戦士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
30
かなり外道な罠だったが、引っかかる奴も盛大に墓穴を掘ってた。上役2人を追い落とし、直属の真面目な上役を出世させて次の任地へ送られる。辞令を受け取りに行ったが、賄賂を持っていかなったかので砂漠の側の街へ赴任させられるが、そこの地元民は上役が緩い民族浄化のような事をしており、飢餓に苦しんでいた。それを改善しようとすると、上役は止めて来る。さらに直属の上役は食事に誘うと云うのを女を当てがうという隠語にしてすれ違いを起こし大興奮するシーンは、少し笑ってしまった。その後に、その上司は、、彼は、校正するのだろうか?2024/08/20
よっち
23
敵国撃退という圧倒的すぎる実績を上げた帝国将官のヘーゼン。そんな彼を嵌めようとしてくる残った無能上官に逆襲していく第2弾。敵国を撃破している間に要塞を攻略した部族との領地交換交渉、異動した先で腐敗していて困窮する不毛な地の統治。どこに行ってもことごとく上官と衝突するものの、とても上官相手とは思えないような館度を取りながら、こっそり周到に陥れて粛清していく展開は斜め上で、こんな部下を持った上司も不運ですけど、それに振り回されるヤンも大変でしたね…数年後を見据えてなぜそこまで行き急ぐのかも気になるところです。2024/08/21
和尚
21
面白かったです! 頭が高いっていうやり取りはコメディだったのか、笑ってしまいました。 そして、主人公に対して、ヤンとロレンツォさん良い人!そのまま突っ込みも磨いていってくださいと思ってたら次の任地ではモルドドさんという更なる優秀な苦労人が。 二巻としては大きな事件というよりは下拵えという形でしたね、引き続き三巻も楽しみです。2024/09/04
真白優樹
14
異民族との講和を無能な上官に邪魔されるもまとめ上げ、今度は文官として新たな任地に向かう今巻。―――無能はまとめて悪即断、その裏に巡る隠された思い。 不敬罪に問われてもどこ吹く風、新たな任地でもやりたい放題働き方改革。ヘーゼンの相変わらずの大活躍と鉄拳的な改革が冴える中、彼の思い、狙いの一端が垣間見える巻である。彼に迫る陰謀、気付かず進める改革。果たしてヘーゼンの本当の狙いとは何か。着々と種を蒔き、手駒を集めつつある中、次にざまぁされるのは誰になるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2024/10/24
はじめまこと
10
相変わらず今まで読んできたライトノベルでここまで主人公に殺意が沸いた作品は存在しない 自分のドッペルゲンガーと対消滅するのが世界にとってもっとも有益だよ いやぁ面白い 大局的には無能と下衆が悪魔に絞られる話なんだけど理解出来ない暴力者であるはずの悪魔に沿って書いてるからマジで面白い あいつ「成果を出せれば何してもいい」を免罪符にあらゆる悪事をするし実際それで成果を出すので自分の中では完結しててほんと最悪 一刻も早くこいつより有能な人間にたたきつぶされてくれ2024/10/09