出版社内容情報
古代魔導具〈偽王の笛〉の影響下、上位精霊たちが牙を剥く危険な森で、七賢人は事態の収拾のため行動を開始した。
だが〈茨の魔女〉の植物操作、〈砲弾の魔術師〉の多重強化、そして〈沈黙の魔女〉の無詠唱魔術が飛び交う大激闘は、戦禍を呼ぶ笛に秘められた真の能力で、さらなる窮地に!
一方、学園ではある生徒にモニカが魔術師だと看破され――「わ、わたしの正体をばらすぞ、ってこと、ですか?」
風雲急を告げる第七幕。かくして、物語は大きく動き出す。
内容説明
古代魔導具“偽王の笛”の影響下、上位精霊たちが牙を剥く危険な森で、七賢人は事態の収拾のため行動を開始した。だが“茨の魔女”の植物操作、“砲弾の魔術師”の多重強化、そして“沈黙の魔女”の無詠唱魔術が飛び交う大激闘は、戦禍を呼ぶ笛に秘められた真の能力で、さらなる窮地に!一方学園ではある生徒にモニカが魔術師だと看破され―「わ、わたしの正体をばらすぞ、ってこと、ですか?」風雲急を告げる第七幕。かくして、物語は大きく動き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
25
★★★★★面白かった。七賢人の一人である「宝玉の魔術師」エマニュエル・ダーウィンによる「偽王の笛ガラニス」を使った事件の続きと、フェリクスの秘密を探るためにブリジット嬢とともにクロックフォード公爵家に潜入する内容。まずはこれだけ言わせてほしい。シリーズ本編8冊目にして、ここまでブリジット嬢のことが好きになることってある???高慢ちきで何考えているのかわからないキャラ筆頭だったのに、幼い頃に出会った「私だけの王子様」への初恋のためだけに暗躍していたとか、実は誰よりも愛のために生きていたとか、2024/02/19
キリル
17
知恵と技術の結晶は斧と腕力に敗北、扉絵にいたメガネ女子の正体に驚いた今巻。一大事なのにそんな空気を感じさせずにそれぞれわちゃわちゃやっているところがすごいと思いました。こんな天才集団と渡り合ったエマニュアルさんは実はすごかった…?後半はブリジット嬢にすべてを持っていかれました。どんな無茶な要求をするのかと思っていたらとても一途でした。その一途な思いのためにそこまでやるのかとびっくりもしましたし、彼女の印象も変わりました。ティールームに乱入したフェリクスとの会話の応酬も高度な駆け引きを感じてよかったです。2025/02/11
しましまこ
13
七賢人大活躍、「成り上がり」読後なのでルイスを応援しちゃうんだがやはり?哀れなことに。しかしブリジットがこんな子とは…2024/06/09
霖 - rin -
13
Kindle…めちゃめちゃ豪華!前半が熱すぎてだいぶワクワクハラハラしながら読んでたら、後半で物語の根っこの端がチラついてきて、うわぁああああってなってるうちに終わった。これはやっぱり読み返すべきでは???いつ読んでも面白すぎる。そしてやっぱりシリル様が大好きな私。ブリジットも魅力的すぎて今後の登場にも期待。そして春にはルイス後編!忙しい〜!!!2024/02/12
ぐっち
11
魔道具編終結、七賢人かっこよかった。ラウルの魔法が意外。そして巻頭のカラーページのメガネ女子が誰かと思ったら…!一刻も早く続きが読みたい。2024/06/29
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- 和書
- 捕食者系魔法少女 〈2〉