出版社内容情報
魔王との激闘で一人生き残った剣士ベンゼルは、パーティーの仲間が命を犠牲にして救ったこの世界がどうなったのか確かめようと旅に出た。かつて生き別れた駿馬と再会し、亡き親友の妹を旅の仲間に迎え、ベンゼルは世界のすべてを見届けるため馬車を駆る。たまにトラブルもあるけれど、行く手にはきっと心優しき人々と愛おしい世界が待っている！ 亡き仲間の夢を背負う剣士と、彼のために強くなろうと健気に頑張る少女の、驚きと喜びの旅の物語。
内容説明
生き残った英雄は世界各地を巡る―。亡き仲間たちに思いを馳せながら。魔王との激戦で一人生き残った剣士ベンゼルは、パーティーの仲間が命を犠牲にして守ったこの世界がどうなったのか確かめようと旅に出た。生き別れた愛馬と再会を果たし、亡き親友の妹リディーを仲間に迎え、魔王の禍が去った各地を馬車で巡る。魔法大国、花の街、芸術の都、スイーツの名店…ベンゼルは仲間たちが望んでいた平和が訪れた世界の姿を、心に刻んでゆく―。魔王討伐後の世界をのんびり旅する、旅情ファンタジー！
著者等紹介
白水廉［シラミズレン］
『いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていた』で書籍デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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菊地
2
似てるともパクリとも言わないけど、「フリーレン」後の時代における作品と言う印象はあるかな、と。 ようは「戦後」世界におけるロードノベルのような内容で、「人が亡くなること」「死んだ人の遺志を受け継ぐ」という展開には原初的に人の感情を揺さぶるところがあるものの、一方で強引な展開もあったりして、各エピソードの良し悪しにはブレがある。 個人的に、キャラ造形が余り刺さらなかっただけに、キャラが好きになれればもう少し楽しめたかな、とは思いました。2024/08/08
