富士見ファンタジア文庫<br> 魔術探偵・時崎狂三の事件簿

電子版価格 ¥770
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富士見ファンタジア文庫
魔術探偵・時崎狂三の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040751825
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時崎狂三――人には言えない過去を持つ女子大生。そして、魔術工芸品犯罪を専門に扱う探偵。

狙撃不可能な場所から放たれ、探偵の胸を撃ち抜く『魔弾』。
原因不明の連続昏睡事件に巻き込まれたドール愛好家たちが噂する『生きた人形』。
会員制の高級レストランで提供される一食五〇〇万円の『若返りの料理』。
自殺未遂事件が起きた女学園で目撃されたという『もう一人の自分』。
魔術工芸品によって引き起こされる常識では測れない不可思議な事件の数々を前に、狂三の推理の時が刻まれる!

内容説明

時崎狂三―人には言えない過去を持つ女子大生。そして、魔術工芸品犯罪を専門に扱う探偵。狙撃不可能な場所から放たれ、探偵の胸を撃ち抜く『魔弾』。原因不明の連続昏睡事件に巻き込まれたドール愛好家たちが噂する『生きた人形』。会員制の高級レストランで提供される一食五〇〇万円の『若返りの料理』。自殺未遂事件が起きた女学園で目撃されたという『もう一人の自分』。魔術工芸品によって引き起こされる常識では測れない不可思議な事件の数々を前に、狂三の推理の時が刻まれる!さあ―わたくしたちの推理を始めましょう。

著者等紹介

橘公司[タチバナコウシ]
第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作『蒼穹のカルマ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

37
人には言えない過去を持つ女子大生・時崎狂三が、縦ロールお嬢様・栖空辺茉莉花をスポンサーに魔術工芸品犯罪を専門に扱う探偵事務所を開くファンタジーミステリ。茉莉花の依頼で散逸した魔術工芸品犯罪を集めるため、狙撃不可能な場所から放たれる『魔弾』、ドール愛好家と『生きた人形』、一食五〇〇万円の『若返りの料理』、女学園で目撃された『もう一人の自分』といった謎に挑む狂三。一緒に謎解きをするやたら声のデカい茉莉花の存在感は抜群で、謎解きの真相も斜め上で、けれど最後はしっかり引き締めるストーリー構成の上手さは流石でした。2023/10/21

わたー

23
★★★★★デートアライブのヒロインの一人である時崎狂三が、神秘の力を宿すアーティファクトの悪用によって引き起こされた事件に挑むライトミステリ風の作品。本編終了後の時間軸のため精霊こそいないものの、アーティファクトという超常のアイテムが存在している世界観のため、トンデモミステリになっている感は否めない。ただ、連作短編形式で構成されているためか、そのトンデモな展開が後に引かないようになっていた点は非常に良かった。また、ドラマガ初出のためか、シリーズ未読でも楽しめるように配慮されていて作品自体の敷居は低め。2023/10/21

凜音

15
読了 時崎狂三が魔術工芸品犯罪(アーティファクトによる事件)を解決する短編集。 ガッツリミステリー期待してたwなので最初おっと?となりはしたのですが、流石デアラ。キャラの掛け合いは楽しいし、狂三の大学生姿見られたりと楽しかった。 収録されてる事件も進むほど面白くなっていく。 個人的にはチェンジリング辺り〜オークションが好きでした。 期待してたものじゃなくてもしっかり楽しめました。 クールな狂三とテンション高い栖空辺茉莉花の組み合わせの掛け合いが良かったですね〜 アーティファクトによる事件もワクワクした2023/10/21

TERU

12
デート・ア・ライブの時崎狂三が不可思議な事件を解決していく物語。 狂三ならどうやっても面白くなるだろうという謎の安心感がありましたが、それは間違っていませんでした。というよりも、狂三に探偵やらせたら面白くなりそうという発想をそのまま形にしたような作品なので、デアラ好きなら間違いなく楽しめます。ですが魔術などの超常的な力が絡んでくるのでミステリ的な面白さは薄いと感じました。 やはり狂三is god。彼女がいるだけで何だか面白くなるのはあまりにも強キャラ。2023/11/13

リク

10
この狂三に探偵をさせたかっただけ感を隠してないところが好き。本編では長らく敵対していたのであまり描かれていなかった変人への対応が見られたのも嬉しい。そもそもこうして本編後の日常を描いていただき感無量。他の元精霊は厄介ごとを起こしそうだけど、狂三なので安心して読み進められた。他は四糸乃と琴里くらい? 精霊の力や魔術がある世界なので単純な推理ではないけれど、そこに後始末のために動く狂三の真面目さを感じられた。ノリノリの決め台詞だったり、コスプレだったり、アンコールのようなノリも嬉しい要素。続きもぜひ読みたい。2023/10/22

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