出版社内容情報
クランを解雇された雑用係のトーリは、最強と名高い冒険者“白の魔女”に雇われて彼女のお世話をすることに。
人前では怪物のような威容と圧倒的な力で畏怖される孤高の存在。その正体は――可愛らしくて甘えん坊な少女!?
「ここが綺麗なの、久しぶり」「疲れた……褒めて。よしよしして」「このお米おいしい……チーズの味、好き」
散らかった部屋を綺麗にお掃除、温かい食事を作り、風呂にも入れて……と世話を焼くうちにどんどん懐かれて――?
内容説明
クランを解雇された雑用係のトーリは、最強と名高い冒険者“白の魔女”に雇われて彼女のお世話をすることに。人前では怪物のような威容と圧倒的な力で畏怖される孤高の存在。その正体は―可愛らしくて甘えん坊な少女!?「ここが綺麗なの、久しぶり」「疲れた…褒めて。よしよしして」「このお米おいしい…チーズの味、好き」散らかった部屋を綺麗にお掃除、温かい食事を作り、風呂にも入れて…と世話を焼くうちにどんどん懐かれて―?
著者等紹介
門司柿家[モジカキヤ]
野良仕事をしつつ、インターネットにほそぼそと小説を公開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
12
なんとなく買い。 絵は可愛らしくて良い。 物語はクラン再編の煽りでお払い箱になったおさんどん主人公が、生活力皆無の魔女に雇われておさんどんする話。環境維持や回復の為に働く主人公が何とも面白い。ユーフェミアの積極的な好意にきちんと理由があるのも良かったが、元となった母親の教えには噴き出した。いいのかそれで。 きちんと纏まったスローライフという感じが大変良い作品だった。2024/06/23
尚侍
9
面白かった。いわゆるスローライフ系の作品ではありますが、主人公が能動的に動く理由や家事の大変さがきちんと描かれていたこともあり、物語に説得力があるのがよかったですね。一昔前であればキャラの性別が逆転していたんだろうなと思ってしまうあたりも今風の作品で、このあたりは将来どのように受け止められるのかが気になるところです。その一方で部屋がかたずいた上に主人公にまつわる懸念事項がすべて解決したこともあり、物語として綺麗に落ちたので個人的にはここまでで十分の内容でした。2023/04/11
bulbul
4
「冒険者になりたいと都に出て行った娘が~」の作者さん。仲間達から捨てられたトーリは最強白魔女ユーフェミアに拾われる。ファンタジー感増し増しです。可愛い魔女とヤンチャ系、ロリッコ、サキュバス。選りすぐりが迫ってきます。疲れた日常に癒しの一冊です。(ハーレムで本当に癒されるのだろうか。いつも不思議でちょっと引く。)2023/04/11
いかさま
2
Web版を読んで面白かったので購入。 誰も悪くない追放物でいい感じに物語が収束するのがいい。 2023/09/20
sakuuma_ROMer
2
web版既読。web版よりもユーフェミアちゃん視点が増えているような気がする。かわいい。狼と鳥のコンビは一生ギャーギャーやり合ってそうで楽しいし古巣の3人もなんだかんだ良い奴らで良かった。一冊で綺麗に纏まっているのもあってかなり満足度が高かった。2023/04/10