出版社内容情報
心の欲望が異能として発現する街に、そこで横行する異能犯罪を取り締まる異能者組織――通称、悪役対策局があった。
普通の日常を愛するにも拘らず、図らずもその一員となったエイスケは、バディを組んだ先輩ハルの規格外ぶりに驚く。
彼が持つのは異能無効化の異能。その力で、街を裏で操る巨大マフィアのボスに喧嘩を売り、返す刀で放火殺人犯の根城に強襲!?
最強の相棒に振り回される日々だが、エイスケも自身の目的のため凶悪事件と対峙していくことに……!
内容説明
心の欲望が異能として発現する街に、そこで横行する異能犯罪を取り締まる異能者組織―通称、悪役対策局があった。普通の日常を愛するにも拘らず、図らずもその一員となったエイスケは、バディを組んだ先輩ハルの規格外ぶりに驚く。彼が持つのは異能無効化の異能。その力で、街を裏で操る巨大マフィアのボスに喧嘩を売り、返す刀で放火殺人犯の根城に強襲!?最強の相棒に振り回される日々だが、エイスケも自身の目的のため凶悪事件と対峙していくことに…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
19
★★★☆☆この作品でやりたいことはわかるのだが、技術が追い付いていない感じが否めない。自らの願望を他者を害する異能「悪望能力」として発現させた「悪役(ヴィラン)」たちが蔓延る街を舞台に、悪役でありながら彼らを取り締まる「悪役対策局」の活躍を描く作品。いい題材だとは思うのだが、読んでみると普通の異能バトルものに落ち着いてしまっているのは残念でならない。外連味が足りないのか、思い切りが足りないのか、類似作と比べるとどうしても見劣りしてしまうなと。2023/03/13
有無(ari-nashi)
2
他者を蹂躙する形で願いを叶える異能力を持つため「悪役(ヴィラン)」と呼ばれる異能力者と、悪役によって構成された対悪役組織の異能力バトル。主人公たちバディが形に成ってくる中盤までは普通としか感想が無かったのですが、敵が本格的に動き出したあたりから面白くなってきた。「暴力」の形をした愛vs剣の形をした「正義」の戦いとか、想像を絶する主従のすれ違いとか、隠された目的とか、何でもありなシャークとか、面白いポイントが後半に固まっている感じがする。続きが出るなら読む。2023/07/25
溝口
0
ちょっとずつ読もうと思ったら、後半一気に読み終えてしまった。バディもの好きだー!2023/08/20
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