出版社内容情報
董珠蘭(とう しゅらん)は一度見たものは忘れない。その抜群の記憶力を生かして後宮の事件を解決し、不死帝となった兄の助けとなっていた。
そんな折、故郷から不漁による減税の嘆願がきたことを知る。
贄姫だった自分が逃げ出したせいかと気にかかり、不死帝の隠し子である劉帆(りゅうほ)の視察に同行することに。
しかしそこで、珠蘭と劉帆は聚落の者たちに捕らえられてしまう。そこで知ったのは、国に仇なす故郷の闇だった。
偽りに満ちた後宮で、珠蘭の人を信じる行動は波紋を広げていき――後宮ミステリー待望の第二巻。
内容説明
董珠蘭は一度見たものは忘れない。その抜群の記憶力を生かして後宮の事件を解決し、不死帝となった兄の助けとなっていた。そんな折、故郷から不漁による減税の嘆願がきたことを知る。贄姫だった自分が逃げ出したせいではないかと気にかかり、不死帝の隠し子である劉帆の視察に同行することに。しかしそこで、珠蘭と劉帆は聚落の者たちに捕らえられてしまう。そこで知ったのは、国に仇なす故郷の闇だった。偽りに満ちた後宮で、珠蘭の人を信じる行動は波紋を広げていき―後宮ミステリー待望の第二巻。
著者等紹介
松藤かるり[マツフジカルリ]
2015年より、WEBで作品投稿を開始。2021年、魔法のiらんど大賞2020小説大賞ファンタジー・歴史小説部門特別賞のほか2つの賞を立て続けに受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
37
秘密がどんどん暴かれていくように感じた。2023/04/28
なみ
15
故郷へ視察に向かった珠蘭だったが、またもや事件に巻き込まれてしまう。 そんな中、後宮内でも怪しい動きがあって──。 明確な悪意にさらされ、誰もが疑わしく思えてきますが、人を信じることで信頼を得ながら、謎を解き明かしていく珠蘭の姿が素敵でした。 バラバラに見えていたものが、徐々につながっていく構成がすごく面白かったです。 何より、珠蘭と劉帆のやり取りが本当に最高すぎて、もう甜糖豆になりたいです!2023/04/17
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