出版社内容情報
魔術学園での商売を早くも軌道に乗せ、実力で三派閥同時在籍を勝ち取ったクノンは、各派閥の先輩と共同研究を開始!
特に水中での呼吸法の研究は、いつしか難破船の財宝探しへと話が広がり、ついには実地調査で海に飛び出すことに。特級の生徒なら海底だって散歩道!
巨大魚に襲われてもーー「大丈夫。水辺は僕の領域ですから」
使える魔術のレパートリーも倍に増え、ますます実力をつけた盲目の天才による、常識破りの魔術探求・第三弾!
内容説明
魔術学園での商売を早くも軌道に乗せ、実力で三派閥同時在籍を勝ち取ったクノンは、各派閥の先輩と共同研究を開始!特に水中での呼吸法の研究は、いつしか難破船の財宝探しへと話が広がり、ついには実地調査で海に飛び出すことに。特級の生徒なら海底だって散歩道!巨大魚に襲われても―「大丈夫。水辺は僕の領域ですから」使える魔術のレパートリーも倍に増え、ますます実力をつけた盲目の天才による、常識破りの魔術探求・第三弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
22
★★★★★共同研究の金策が軌道に乗ったことで、本格的な研究に没頭するために卒業単位の取得を目指すクノン君。学生生活を満喫、いやその言葉では生温いほど好き勝手に大暴れする彼と関わりを持つことで否応なく変化していく状況が描かれる3巻。やっぱり面白い。特級クラスの先輩だけでなく、自分の目的のためならば三級クラス、二級クラスにまで足を延ばすフットワークの軽さと、彼が残していく強烈な影響との対比が上手く描かれていて、傍から見ている分には非常に面白い。クノン君の恩師でもあるジュニエ先生が再登場しているのも良かった。2022/12/12
サンゴ
10
色々な思惑が交錯2023/01/16
alleine05
9
今回も安定して楽しめたのだけど、狂炎王子と勝負することになるだろう……という話の流れだったのにそこに至る前に今回の巻が終わってしまってちょっと消化不良な印象だった。番外編からすると婚約者さんは苦労しているなあ。その婚約者との再会はどれぐらい先なんだろう。一方、前巻の登場で新たなヒロイン枠かと思った聖女さんは今回ほとんど出番無し。デートも仕事のついでみたいなもんだったし、やはり聖女さんはヒロイン枠ではなくて、この作品のヒロインは婚約者さん一択ということなんだろうか。2022/12/14
フラチキさんです
6
★★★★★+ 作者さん3冊目。2024/05/31
ちゃか
6
いまだに初級の魔術2つしか使えなかったクノンが、ついに習得魔術を増やすことになって。それでもまだ初級4つなんですけどね。 応用範囲が広すぎて、できることが多すぎるからなぁクノン……。かつての恩師ジュニエと再会して三級クラスを刺激したり、サーフの依頼で二級クラスで実力を示したり。さらには学園でも珍しい教師との手合わせまでして、クノンは本当に学園生活満喫してて楽しそうですねー。2022/12/11