出版社内容情報
ある雪の日、父の巴に連れられ京都の御菓子司『緑松』に預けられた小学三年生の雪平一果。
寂しさから頑なになった一果の心を、緑松の人々の優しさと和菓子の甘さがほどいていく。
店を手伝う一果は、職人が想いを込めた和菓子が繋ぐ人々の絆を知り――「私が、この場所を守りたい」。
上京したまま帰らないという一人息子の和に代わって、緑松を継ぎたいと思いはじめ……。
大人気コミックス『であいもん』原作・浅野りん監修のもと、もう一人の主人公、一果のオリジナルエピソードが小説になって登場!
内容説明
ある雪の日、父の巴に連れられ京都の御菓子司『緑松』に預けられた小学三年生の雪平一果。寂しさから頑なになった一果の心を、緑松の人々の優しさと和菓子の甘さがほどいていく。店を手伝う一果は、職人が想いを込めた和菓子が繋ぐ人々の絆を知り―「私が、この場所を守りたい」。上京したまま帰らないという一人息子の和に代わって、緑松を継ぎたいと思いはじめ…。大人気コミックス『であいもん』原作・浅野りん監修のもと、もう一人の主人公、一果のオリジナルエピソードが小説になって登場!
著者等紹介
香坂茉里[コウサカマリ]
フリーライター
浅野りん[アサノリン]
京都市生まれの京都市育ち。93年に旧エニックスにてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバサ
9
一果が緑松に来た頃のエピソードは原作にない部分なので、読めて嬉しいです。一果が緑松を継ぐといった流れも知れて良かったです。巴が一果と離れた際の心情が描かれていました。原作を10巻まで読んだ後に読むのが良いのだろう。ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/07/25/2100002022/07/06
ようぜん
6
アニメが面白くてハマったので、小説版を読んでみることにしました。また、あの雰囲気に触れる事が出来て良かったです。巴が一果を緑松に預けたのも、ナルホド納得。機会があれば漫画の方も読みたいです。 2022/10/22
ジャム
3
アニメは視聴済みでしたが、原作を読んでなかったけど十分楽しめた。 一果が緑松に来た頃の話と一果の父・巴の話が描かれていた。とにかく出てくるキャラ全員優しすぎる。あったかい話はいいね! 一果中心で描かれているため、めちゃくちゃいい子で、大人びて見える一果だが、心の中では父を求め、子供っぽさが見えたり、緑松を継ぎたいという過程を見れすごく良かったです。 そして、父・巴が何故一果をどんな想いで預けたのか知れ、ちょっと泣いた。 是非アニメ・原作読んでる人は手に取って、読んでもらいたいなと思いました。2022/09/05
リース
3
一果が緑松に来てから和に出会うまでの話 一果とパパがどんな思いでお互い別れたか 原作には無い話で気になっていたとのだったので楽しめました 2022/05/10
トラママ
0
うーむ。まあまあかな?2022/05/10
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