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出版社内容情報
義妹・晶との近い距離感は相変わらずで積極的なアプローチしてくる日々! そんな時、学校で迫る文化祭。なんと晶が演劇部に入り、美男子主演をやることに!? 可愛い妹のため俺も恋人役として練習に付き合い…!?
内容説明
気安く、可愛すぎる弟…のような義理の妹・晶。彼女の想いを伝えられてからも距離感は変わることなく。いや、むしろさらに距離感が縮まって、ドキドキな兄妹生活が続く毎日!?そして学園祭の季節。演劇部でひなたがジュリエットを、そしてなんと晶がロミオを演じることに!?極度の人見知りを克服して、俺を安心させたい。そんな想いの晶を、兄として全力で応援するしかない!そう思っていたら…「兄貴、キスの練習…して?」刺激的なお願いと、ハプニングの連続で、さらなる波乱の幕開けだった!?兄妹として、男女として。晶と俺がまた少し、成長していく第2巻!
著者等紹介
白井ムク[シライムク]
岩手県盛岡市出身。第9回講談社ラノベ文庫新人賞にて『俺がピエロでなにが悪い!』で佳作受賞。同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
49
学園祭で演劇をする事になったのだが、主役はあの二人で!?というお話ですが、想定外の事が起きすぎですね。展開が読めません。ひなたがもっとグイグイ来るのでは?と予想してたら、えっ?そっちに引っ込んじゃうの?的な。今後はどうするんでしょうか。甘いだけにならんでおくれ~という希望を持ちながら続刊に期待したいです。2022/10/27
ヒロロシ33
37
電子版で読みました。 少しずつ変わろうとしてる。 何かに打ちこむことで、変わることがある。 人はいつでもかわれる。 自信さえ付けば。 2023/05/03
オセロ
35
晶から想いを伝えられ、兄妹として距離が縮まり甘々な日々を過ごしていた涼太と晶。そんなある日、文化祭で演劇部を助ける為にひなたと晶でロミオとジュリエットを演じることに。 人見知りを直す為に奮闘する晶と、そんな晶を献身的に支える涼太の関係は微笑ましい限りです。 そして迎えた文化祭ではひなたにハプニングが起きたが故の、ひなたと光惺の兄妹がが向き合う展開や、何としても劇を成功させたいという演劇部の情熱にはグッとくるものがありました。次巻も楽しみです。2022/02/20
よっち
31
義妹・晶との距離感が縮まってドキドキな兄妹生活が続く毎日。そして学園祭で演劇部でひなたがジュリエットを、そしてなんと晶がロミオを演じることになる第二弾。極度の人見知りを克服して兄貴を安心させたい晶を、兄として全力で応援する覚悟を決める涼太。若干過保護なブラコン気味の涼太の優しさに、ますます想いを募らせてゆく晶の関係は微笑ましい感じでしたけど、今回はひなたと光惺というもう一つの兄妹の関係も掘り下げてゆく展開で、演劇部の子たちの思いや、トラブルにも何とかしようと奔走したその結末にはぐっと来るものがありました。2022/02/19
nishiyan
21
義妹・晶から想いを告げられ、家族としてだけでなく、ますます縮まる距離感にドキドキな涼太。そんな二人が学園祭で演劇に挑戦する本巻。劇中劇はお馴染み「ロミオとジュリエット」とロミオ役に四苦八苦するものの、自分を変えるために奮闘する晶と懸命に彼女をサポートする涼太が上田兄妹や両親と周囲を巻き込んで結実する様は心地よい。上田兄妹の確執の秘密が掘り下げられた点は興味深い。晶にあてられた部分が大きいのが愉快。また演劇部の西山和紗がなかなかのくせ者なのが面白い。今後は演劇ネタを交えた展開となるのだろうか。次巻が楽しみ。2022/03/01