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出版社内容情報
「親友だから、普通の友チョコより豪華にしないとと思って、がんばった」
特別な”親友チョコ”をもらったり、
「悠、もっと近づいて」
体育祭で一緒に二人三脚を走ったり。
春夏秋冬の同居生活を経て、
外ではクールな月城さんと俺は、
周りの目を気にしないくらいにイチャつく”親友”になった。
「私、赤彫くんとお付き合いしてみようと思います」
だが、湯田が赤彫の告白を受け入れるという”変化”が訪れる。
「せっかく、苦労して友達になれたんだよ……」
さらに、夏休みから碧の様子もおかしくなって――!?
女性不信な俺を、変えてくれた彼女。
二人の新たな”決断”までを綴った、”同居恋愛小説”。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
88
259ページから「碧の変化」という章があるけど、そこに書かれている彼女の心境、それ私はずっと思ってましたよw最初から。2022/03/18
オセロ
33
碧と悠が親友となり、イチャイチャしている様子に親友って何だっけ、というような日々を過ごしていた2人。 ある日、共通の友達の湯田が赤彫に告白すると聞いたことをキッカケに、自分の気持ちに気づいた碧と、親友という関係からなかなか踏み出せない悠。 そんな2人が紆余曲折を経て築き上げた関係は心温まるものでした。2022/02/22
よっち
28
春夏秋冬の同居生活を経て、周りの目を気にしないくらいにはイチャつく親友になった碧と悠。いい関係を築き上げつつある二人に意外なきっかけで変化が訪れる第二弾。親友だから頑張った特別なチョコだったり、一緒にお出かけしたり、体育祭で一緒に二人三脚を走ったりと、その積み重ねに満足していた二人の関係を意識せずにはいられない湯田の報告。頑張って今の関係を取り戻した碧が漠然とした不安を感じるのは何か分かる気がしましたが、再び一緒に積み重ねてきたからこそ思いを自覚して向き合えた二人の結末にはほんと良かったなって思えました。2022/02/19
rotti619
17
前巻で2人の関係が『疎遠だった幼馴染』から『親友』となった悠と碧の話の続き。女性不信が治ったようで治っていない悠と親友ならではの距離感を楽しんでいた碧に、とある外部要因が加わったことで2人の関係に変化が訪れる。1巻の時同様半分くらいまで大きく仲が進むわけでもなく、静かな話が淡々と続いて途中で飽きそうになった所へ絶妙なタイミングで変化が訪れたので、その後の展開を飽きずに最後まで楽しむことができた。友情だと上手くいくのに、恋慕だと上手く行かないもどかしさ。この辺は1巻同様、作品の構成が上手かった。2022/02/22
きっと
15
いやー、いい作品でした。青春の苦しさと愛しさ、そして狂おしさが素敵に表現されていて読み進めるのが楽しくてしょうがなかったです。 綺麗に〆てありましたが、当巻で完結なのでしょうか?ここからの展開も見てみたい想いも強いので、できるなら続巻希望します!碧と悠の成長を見守りたいです。2022/05/03