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出版社内容情報
『もし、もう一度会えたら、その時は……恋人になろう』
幼馴染の少女・三ツ葉真昼と交わした、遠い日の約束。
高校二年の春、俺は彼女と運命の再会を果たした。
変わらぬ想いを伝え合い、俺たちは晴れて恋人同士に。
親元を離れ、俺の家で生活することになった真昼との幸せな二人暮らし
……かと思いきや、そこにはもう一人の同居人――真昼の妹・彩夜がいた。
ある夜、俺は寝室に忍び込んできた彩夜からキスをされる。
「しっ、声を出しちゃ……。お姉ちゃんには、内緒ですよ？」
その瞬間から、秘密を抱えた三人の同棲生活が幕を開けた。
――やがて恋人の “妹” と一線を越えてしまう、あの日まで。
内容説明
『もし、もう一度会えたら、その時は…恋人になろう』幼馴染の少女・三ツ葉真昼と交わした、遠い日の約束。高校二年の春、俺は彼女と運命の再会を果たした。変わらぬ想いを伝え合い、俺たちは晴れて恋人同士に。親元を離れ、俺の家で生活することになった真昼との幸せな二人暮らし…かと思いきや、そこにはもう一人の同居人―真昼の妹・彩夜がいた。ある夜、俺は寝室に忍び込んできた彩夜からキスをされる。「しっ、声を出しちゃ…。お姉ちゃんには、内緒ですよ？」その瞬間から、秘密を抱えた三人の同棲生活が幕を開けた。―やがて恋人の“妹”と一線を越えてしまう、あの日まで。
著者等紹介
来生直紀［キスギナオキ］
第２４回ファンタジア大賞“銀賞”受賞にてデビュー。宮城県出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
幼馴染の三ツ葉真昼と交わした遠い日の約束。高校二年の春、運命の再会を果たして恋人同士になった一心。そんな彼が親元を離れた彼女とその妹・彩夜と三人で生活を始める物語。寝室に忍び込んだ彩夜からキスをされて始まった秘密を抱える三人の同棲生活。恋人なのになかなか進展しない真昼との関係。一方、一心と同じ文芸部に入部して交流する機会が増えてゆく後輩の彩夜。二人とも好きな彩夜が抱える複雑な思いに振り回されながら、三人での生活を大切に思う気持ちはみんな一緒で、失くしてはいけないものを取り戻したこれからの展開が楽しみです。2022/02/19
オセロ
25
［酷評］恋人がいるのに止むを得ない恋に主人公が堕ちていく背景が背徳系のラブコメでは大事な事だと思うのですが、それが全く感じられませんでした。 そもそも主人公と恋人の恋愛模様が殆どなく、運命の人とは一体…2022/02/21
nishiyan
17
恋人になる約束を交わした幼馴染の真昼と高校二年の春に再会し、晴れて恋人同士となった一心。親元を離れた彼女とその妹・彩夜との同居生活をきっかけに三角関係に陥る背徳系ラブコメ。交際中というよりも家族のようや間柄になった真昼、ある想いを秘めて二人に割って入ろうとする彩夜という構図。余りにも露骨なアプローチを続けるものの、どこか姉への配慮でブレーキがかかる彩夜。彼女に翻弄されながらも家族としての関係を続けようとして深みにハマる一心というのがなかなか面白い。そんな二人がなぜ結ばれたのか。今後どう描かれるのか楽しみ。2022/02/23
hooligans.nag
9
「あざとい」は自覚してやってる、好きな人により可愛く感じて欲しいという思いの元でおこなわれているのだから、あざといは好きを行動にしたものです。 ここに宣言します「あざといは正義です！」 さて本作は幼馴染から恋人（笑）になった男女と姉の彼氏を大好き（女として）な妹の話なのですが、姉の方に彼女らしさが欠片もないのでＮＴＲ臭は皆無ですね 最後に姉妹の親に要求された「なんでも言い合える仲」になる。って姉の前で妹が彼を好きだと宣言するってことだよね。 彩夜との約束は「結婚」じゃないかな2024/02/24
真白優樹
9
恋人になる約束をした幼馴染と運命的な再会を果たした少年が、幼馴染の妹にキスをされ始まる物語。―――揺れる水面に心三つ、交わる彩は誰の彩？ 家族のような間柄の幼馴染と絆を取り戻す中、妹に何処か蠱惑的に迫られる。そんな二面性と揺れ動く心に注目したくなる物語であり、大切にしたいと言う思いがきちんと描かれているからこそ何処か切なく、怖くなる物語である。果たして重ねてしまった背徳は何を生むのか。そしてこの先、どう結末へ辿り着くのか。この先、一体彼等をどんな背徳が待っているのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/02/21
