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出版社内容情報
王国動乱、決着。激闘を終えたアレンは東都で教え子たちに囲まれ、療養しながらほっと一息。だが彼の名声は最早、『剣姫の頭脳』では収まらない。彼を巡って教え子と大人たちが動き始め――!? 第3部、堂々開幕!
内容説明
国を揺るがした王国動乱を解決したアレンは、東都で教え子たちに囲まれて療養中。年上メイドのリリーさんに甘やかされているのをリディヤに見られて、一触即発な場面も!?これで平和な日々に戻れると思ったアレンだが、獅子奮迅の活躍をした彼を、王国の大人たちが放っておくはずがない。「『剣姫の頭脳』のアレンに、以後―『流星』の名乗りを許す!」今なお語り継がれる救国の大英雄『流星』。アレンも憧れていた伝説的な称号の継承。だが、そのためには当時の『流星』の姿を知る、歴戦の勇士を乗り越える必要があって―!?無自覚規格外な家庭教師、ついに表舞台を駆け上がる!
著者等紹介
七野りく[ナナノリク]
第3回カクヨムWeb小説コンテスト、異世界ファンタジー部門にて「公女殿下の家庭教師」で大賞を受賞。同作品でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
王国動乱決着。激闘を終えたアレンは東都で教え子たちに囲まれ、療養しながらほっと一息。だが彼を巡って教え子と大人たちが動き始める第九弾。決着した内乱の戦後処理、対外的な対応も動き始める中、年上メイドのリリーさんに甘やかされながら東都で教え子たちに囲まれて療養中のアレン。アレンに許された「流星」の称号とそれを巡る騒動。リリーさんが今回でぐいぐい存在感を増して、主要キャラの一人に躍り出そうな勢いですが、これだけ多くの人に支持されているアレンなら、もし快く思わない勢力が出てきても、みんなで乗り越えられそうですね。2021/07/16
まっさん
23
★★★★☆ ずっと推し続けている作品の第九弾。今巻は前巻で区切りが着いた一つの大きな物語の後日談的なお話であり、戦後様々な陣営の後始末を多方面から描いた、という意味ではサブタイトルにある休息感はあまり感じられなかったかも。その分、出番が限定的になっていたヒロインズがしっかりと出番を与えられており、また個人的にweb版とは展開が異なるアレンの後輩・ギルに関する話は思わずうるっときてしまうものがあった。全体的にこれまで登場したメンツが満遍なく顔を見せた印象だけど、勇者であるアリスがその境遇も影響してそこま→2021/07/17
norstrilia
22
リリーさん好きなので挿絵も多くて喜ぶ。Web版との違いとか、両方読んでいるからこその楽しみもあって、こんなにハマったシリーズは久しぶりだな、と。2021/07/17
げんごろう
13
王国動乱が決着し束の間の休息。 天真爛漫なリリーの可愛らしさ全開。彼女の存在感が急上昇するなど、アレンの周囲が一段と賑やかになりましたね。ヒロイン達との甘いひととき、実に眼福でした。 諸々の問題もひとまず解決し、次巻はリディヤとの…。 楽しみですね! 2021/08/08
クロマ
7
ようやくひと段落落ち着いてた感じの内容。リリーがとりあえず有能なのは分かった。今回アレンの後輩がもう一人出てきたが、あまり出なかったのでもう少し出番は欲しかったのが本音。次巻が楽しみ。リディヤがメインなのかな?2021/07/30