富士見L文庫<br> 雪花妃伝―藍帝後宮始末記〈2〉

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富士見L文庫
雪花妃伝―藍帝後宮始末記〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040738789
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

◎富士見L文庫×COMIC BRIDGE 頑張る女子主人公コンテスト ファンタジー部門特別賞受賞作◎
(2019年度)

――――著者書き下ろしの番外編 「幕間 雪解けはまだ遠く」 を収録!――――

 不本意ながら再び後宮に戻された鈴雪は、とまどいながらも王と信頼を積み重ね、王の子の連続死の真実に迫っていた。
 恣意的に流された「世継ぎに恵まれないのは、王后の呪い」という噂。そして、先代王后と亡き王女の存在……。
 当初は敵対していたものの、協力し合うこととなった妃たちの手も借り、真実にたどりついたかに思えたさなか――鈴雪は毒に倒れてしまう。
 さらに王宮の必死の対応を嘲笑うかのように、亡きはずのある女の影が闇にうごめき……。

【1~2巻、2か月連続発売!】

内容説明

不本意ながら再び後宮に戻された若き王后・鈴雪。戸惑いながらも、王・藍叡とは不器用な交流を経て、互いを信頼しはじめていた。さらに鈴雪は、生来の誠実さと離宮で学んだ機転で、敵対していた妃たちの協力を得る。後宮での連続死の真相に迫ったさなか―鈴雪は謎の毒に倒れてしまう。瀕死の鈴雪の回復を願う王。その必死さを嘲笑うように、今は亡きある女の影が闇にうごめき…。全ての謎と裏切り、そして鈴雪の秘密が明かされる!カクヨム頑張る女子主人公コンテスト受賞書籍化作品。受賞時の内容に加えて、特別番外編「雪解けはまだ遠く」収録。

著者等紹介

都月きく音[ツズキキクネ]
端正な文章で冒頭から力強く読者を作品に引き込み、独自の物語を描き出すストーリーテラー。ミステリ要素もある緻密な構成と、ドラマチックな世界観を描き出す筆力の高さを評価され「富士見L文庫×COMIC BRIDGE頑張る女子主人公コンテスト」でファンタジー部門特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

63
新刊。子殺しの犯人の正体にびっくり、鈴雪の秘中の秘にびっくり…と、えっ!おお!?と声に出てしまった場面が2巻ではいくつもあって笑、翻弄されました。面白かったけど、天麗はなぜそうなってしまった?恵世はなぜそっち側?最後の一文に出てくるのがその人でいいの?笑 史書で終わるなら雪花妃たちの未来、お世継ぎとかどうなった?鈴雪の占見は実現した?なども知りたい…!という謎が残った。霞のような雰囲気の表紙が煌びやかな雰囲気未来を暗喩しているようで良いですね♪これで綺麗に完結かな。まだ先があるなら読んでみたい気もする。2021/05/25

るぴん

33
犯人の正体と裏切り者に驚きつつも、これで事件解決かと安心したのも束の間、さらに驚くべき衝撃的な展開が…‼︎いや〜最後までびっくりさせてくれて、大満足♫鈴雪の秘密を知っても揺るがない王の想いに感動。最初の行動が酷かった分、これで取り返したかな(笑)。鈴雪と側妃達との関係性も楽しい。一応この事件に関しては終わりだろうけれど、上下巻ではなく、一巻、二巻となっているので続きもあるのかも?ぜひとも続きが読みたい‼︎コミカライズも絵が好みだったので読みたいな。2021/05/24

てみさま

12
続きが気になって即読み。驚愕の真実に変な声が出る出る。 一巻の冒頭にあった「役二十年の善政を布いた第二十二代王藍叡の時代、三人の妃があった。彼女達は旬国中興の礎を築き、次代の大王朝をささえた。」にしんみり。2023/08/25

おかめいんこ

5
一つの謎だけでなくいろんな事が重なり合っていて次々と真相解明、楽しく読了。 2021/05/26

ぺち

4
1,2と一気に読みました。1ページの中で何度も視点が変わるのが苦手なのですが、この作品はちょこちょこ変わるけどそんなに気になりませんでした。先が読めない展開でそういう事だったのかと楽しく読み進めました。恵世はなぜ?とか疑問の残る事項もありましたが、その辺はカクヨムの結や作者解説で知ることもでき満足です。2021/08/29

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