富士見ファンタジア文庫<br> 人生∞周目(インフィニティ)の精霊使い―無限の歴史で修行した元・凡人は世界を覆す

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富士見ファンタジア文庫
人生∞周目(インフィニティ)の精霊使い―無限の歴史で修行した元・凡人は世界を覆す

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040738567
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

この世界で唯一、時空の精霊クロノスとの契約に成功した精霊使いのジレッドは“過去転移”の力で、自ら師となって幼い自分自身を育てることで、最強の力を得る方法を編み出す。「これならできる。俺は召喚術を極められるぞ」成長した自分と融合し、さらに“過去転移”を繰り返すことで、無限に近い人生を歩み始めたジレッドは、学園や戦場で出会う人達から賞賛と名誉を与え続けられ。ついには精霊使いの頂点へと至る!そして全てを極め最強となったジレッドは、真に大切なものを守るため、理不尽で残酷な世界と戦うことを決意する!世界を覆すエレメンタルファンタジー!

著者等紹介

師走トオル[シワストオル]
2003年、法廷ミステリー「タクティカル・ジャッジメント」にて第二回富士見ヤングミステリー大賞準入選。同作にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっさん

22
★★ 発売前から表紙・あらすじが共に刺さったために期待値がとても大きかった今作。結果から言うと、読む前のハードルが高かった分今巻に関してはかなりガッカリする所が多かったなという印象を受けてしまった。色々と気になった所はあるが、一番気になってしまったのは口絵に出てきたヒロイン候補(?)かと思われる三人の少女達の出番が皆無に近かったところ。実際の本編では1ページも登場しない少女達をさもヒロインかのように魅せる手法はあまり好ましくなかった。もしかするとここから出番が増えてくるのかもしれないが、現状ではサブキャ→2020/11/23

ツバサ

17
過去へ何度もタイムリープして自分を鍛えていき、強くなっていくのは新鮮でした。終始特訓に費やしていて盛り上がりは足りなかったですが、最後に明かされた真実のおかげでどうなっていくのか楽しみになりました。2020/11/10

かっぱ

15
時空の精霊と契約を結んだ青年が無限の過去転移を繰り返して最強の召喚術士にまで至る物語。プロローグ的な立ち位置の一冊。何百、何千と積み重ねた繰り返しの中で少しずつ召喚術を極めていく様は小気味良く積み重ねられて読みやすい。また、SFでは手垢のつくネタでもある史実に収束する因果律に関しても面白いまとめ方をしてきたなと感じる。それに、これだけの年月を生きても大切な人のことを想うブレの少ないジレッドの心根は好印象だ。数々の上位精霊と契約を結ぶことで手に入れた力が今後どのような形で物語に影響してくるのか今から楽しみだ2020/11/05

真白優樹

12
世界で唯一時空を司る精霊と契約した青年が、何度となく過去へと戻り過去の自分を鍛え上げ世界の謎を解き明かす物語。―――繰り返しの先、皆で生きる未来の為に。 何度となく同じ時間を積み重ね、様々な選択肢を試して最強への道を突き進む。この巻だけでは評価は難しいかもしれないが、面白くなるであろう要素をこれでもかと示している物語であり、素直に先に期待したくなるとてもレベルの高い物語である事は、間違いないのである。滅びの未来を変える為、どう動くのか。因果律の干渉の果て、未来を掴めるか。 次巻も勿論楽しみである。2020/10/19

みどり

10
ここまで引っ張って、打ち切られないでほしいとは思うけど、まぁ、作家さんがそういう方なので、期待しないで期待している。実は好きな作家さんなので、出ると必ず購入するのだが、最近唐突に打ち切られることが多いので。 世界線が変わらない人生のやり直し、というテーマは面白いし、さて、今後世界が滅びの危機からどう救われるのか、という重大な局面で1巻は終わっている。ぜひともジレット=ジレンの活躍なり足掻きなりが読みたい。2020/10/18

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