富士見Ｌ文庫 メイデーア転生物語〈４〉扉の向こうの魔法使い〈中〉

友麻 碧【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 272p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040738437
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

王家の騒動を取り持ったり、失踪した救世主を捜したりと、慌ただしい日々を送るマキア。気づくと期末試験が目前に！　頼もしい仲間もこの時ばかりはライバルだ。そんな生徒らに課されたお題は……精霊探しゲーム！？

内容説明

同盟国が集い、帝国の脅威に備えるなか、ルスキア王子たちの絆を繋いだマキア。安心したのも束の間、今度は救世主アイリが失踪し、トールとともに捜索に駆り出されることに。だがそんなマキアにもう一つの戦い、魔法学校の期末試験が目前に迫っていた。いつもは頼もしい班員たちも、この時ばかりは首席を争う好敵手。次々と難題をクリアし、待ち受けていた最終試験・精霊探しゲームで、マキアは学校に隠されていた秘密の部屋を見つけて…？“メイデーア”の命運を握る者たちに、等しく試練の日が訪れる。転生ファンタジー。書き下ろし。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はなりん]

魔法学園の終業式の途中、帝国からの襲撃！の第4弾。レピスの過去や一族の事、トールの秘密の訓練は明かされたけど、ネロにも重要な秘密があるようで。絶望感漂う帝国との戦い、9班の絆、戦いの最中のトールとマキアのお互いを想い合う心、どれもドキドキハラハラどうなるのーって夢中で読んだ。決着はついてないので続きが待ち遠しい。

2022/09/03

[よっち]

同盟国が集い帝国の脅威に備えるなか、今度は救世主アイリが失踪し、マキアに魔法学校の期末試験が目前に迫る第四弾。各班にそれぞれの見せ場があった期末試験、先に備えて特訓するトールやマキア、変わりつつあるギルバートとの関係、すれ違いかけていた想いをようやく確認し合うマキアとトールと見どころの多い展開でしたけど、班のメンバーがそれぞれ抱えいた事情も明らかになってゆく中、思ってもみなかった急展開で一気に緊迫感が増してきましたね。複雑な因縁も絡み合うこの状況をどう乗り越えて決着を付けるのか、今から続巻が楽しみですね。

2020/12/15

[かんけー]

読了♪冒頭、トールのモノローグから(^_^;)結構真っ黒だと自分で独白するも？お嬢マキアに対する想いは誰にも負けない！と♪「あのね、トール。私、あなたに逢いに、ここに来たのよ｣マキアも負けず劣らずw両想いで言う事なすで(^.^)期末試験とエスカ司教の特訓でマキア多忙でしゅw特待生候補云々と試験の結果発表の最中、事件は突如？帝国の攻撃と思われる空間転位魔法と共に魔方陣が!途中救世主アイリはマキアと接触も？レピスの思いを承知の上でマキアはレピスを叱るが？ガーネット第9班の絆を再確認、レピスは唯泣き崩れ。→

2020/12/24

[霖 - rin -]

ようやくメイデーア動き始める！って感じだった。はよ帰還して欲しくてずっとウズウズしてる。マキアとトールのままいられるのか、それとも、、、ふふふ。次が楽しみ。

2021/01/02

[dorimusi]

期末試験と終業式と成績発表。ここで生活魔道具コンテストの結果発表も。忘れられてなくて良かった。特待生？の発表まで行けなかったけど……流れ的にマキアは厳しそう？後半は戦闘だけどレピスとネロの背景もあかされて、マキアとトールはいちゃつくと。なかなかに先の気になる終わり方。５巻が出てから読み始めて正解だった！！！

2022/01/01