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出版社内容情報
文化祭の季節。まあ、日陰者の俺には関係ないし? んなことより、氷川先生にふさわしい彼氏になるため頑張らなきゃ。大人に近づく方法を悩んでいたら「文化祭実行委員とかやってみるの、どう?」。先生、マジかよ。
内容説明
私、氷川真白は教え子の霧島くんとお付き合い中!最近彼は考えごとが多いみたい。いいぞ若人よ、大いに悩むのだ!「先生、もっと成長したいなら、どうすればいいと思いますか?」む、難しい質問…。あ、そういえばもうすぐ文化祭だよね。「これを機に、新しいことをやってみるっていうのはどうかな?」え、霧島くん実行委員長になったの!?大丈夫か心配だったけど、毎日遅くまで準備(メイド服着させられるとか聞いてない!)、声優さんの出演交渉、凄く頑張って周囲から頼られる存在になっちゃった。みんなー、私の彼氏輝いてるよー!!先生としても彼女としても鼻高々なのです。…本当にそれだけ。
著者等紹介
篠宮夕[シノミヤユウ]
第30回ファンタジア大賞“金賞&審査員特別賞”受賞、「恋愛至上都市の双騎士」にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
10
文化祭の季節、拓也がひょんな事から文化祭実行委員代表となり駆け回る中、真白が不安に駆られる最終巻。―――これからも共にいたいから、また成長するためにまた一歩。この関係は禁断だから。思いに悩み振り回され。そんな二人が文化祭でお互いを見つめ、二人で歩いていく未来へと目を向ける、過去を越えて未来へ歩いていく静かな温かさがある巻である。これから先、すぐには変わっていけるわけではないけれど。それでも二人で一歩ずつ。そうやって進んだ先に新しい未来が待っているはずだから。 うん、とても面白かった。2020/07/27
らいおねる
5
後書きのページ数で無念の気持ちがわかります。どこかで補完という言葉に期待したいです。これが最終巻ということは残念でした。これ、絶対どこかでバレて問題になるとか伏線だけ張られて回収してない過去部分とか色々ここで終わるのが勿体無かったですね。知りたい、深彫りして欲しかった部分が沢山ありました。2023/02/09
のと
2
表紙でわかるように文化祭編。これから盛り上がっていきそうなところですが残念ながら、これで最終巻のようです。 彼は成長を実感し、彼女は過去を乗り越えることができたように思います。2020/11/28
マルしぇちゃん
1
年の差学校教師と生徒カップル系のラブコメ 最終巻 あ~打ち切りENDか~。 5巻くらいまでで結婚とかそういう描かれ方を見たかった・・・。 2022/09/01
丸尾累児
1
哲也と真白が葛藤しながらも成長し続けてきたこの作品。残念ながら今回が最終巻ということで、西沢5ミリ先生のイラストの秀逸さと、なかなかよい感じの雰囲気だっただけに残念に思いつつも消化不良だった部分が見たかった。特にふたりがさらなる葛藤し始めていただけに、それを1巻で消化するというのは無理があるように感じました。 (あと新キャラも超展開的に登場しましたし) それだけに篠宮夕先生には、次回作もガンバっていただきたいですね。2020/12/04