富士見ファンタジア文庫 姉をさがすなら姉のなか―年上お姉さん×４との甘々アパート生活はじめます

神里 大和【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 328p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040736921
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

高校進学を機に、『かりん荘』というアパートで一人暮らしをすることになった僕・晋藤要。
そんなかりん荘はムチムチお姉さん４人が住んでいる、姉専の僕にとってまるで天国のようなアパートで――！？

「毎日お世話してあげるからね？」
ソシャゲ廃課金勢清楚大家お姉さん――紅林鈴音

「好きにさせちゃった責任は取って欲しいかも……」
サバサバユーチューバーギャルお姉さん――冴木一夏

『目の前のおっぱいを楽しむべき』
芋ジャージ小説家お姉さん――一色いなほ

「一緒にゲームをやりましょう？」
FPSガチ勢先生お姉さん――後川香奈葉

お姉さんに甘やかされまくる夢のような毎日。
だが、そんなかりん荘生活の初日、僕の郵便受けに一通の手紙が届く。

『久しぶり、大きくなったね』

これは、僕を姉専にしてくれた、初恋の《お姉ちゃん》からの手紙――
もしかして――かりん荘のお姉さんの誰かが《お姉ちゃん》！？

お姉さんに甘やかされながら《お姉ちゃん》をさがせ、
姉姉甘々ラブコメディ！

内容説明

「毎日お世話してあげるからね？」「はい、あ～ん」「目の前のおっぱいを楽しむべき」「一緒にゲームをやりましょう？」高校生になった僕は、僕のことを甘やかしてくれるお姉さん４人と一緒にかりん荘で暮らすことになった。幼い頃、初恋の“お姉ちゃん”がきっかけで年上お姉さん好きになった僕にとって天国のような毎日だ。でも、かりん荘での生活初日、郵便受けに『久しぶり、大きくなったね』という手紙が届く。こんな手紙を出すのは、“お姉ちゃん”しかいないはずで―「まさか、かりん荘の誰かが“お姉ちゃん”…？」姉に甘やかされながら姉をさがせ、姉姉甘々ラブコメディ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真白優樹]

高校進学を機にかつて過ごした町へ引っ越してきた姉専の少年が、年上女性達が集まるアパートに入居し始まる物語。―――お姉ちゃんだあれ、問いかける先に残滓を探して。　ムチムチなお姉ちゃん達に甘やかされる甘々なラブコメに全力投球する余り学生生活すら切り捨てている、思い切りのよい物語であり、過去と現在の甘々が乗算となり更に甘さを加速させる中、ちょっとした謎解きの面白さもある多角的な楽しみ方もできる物語である。ふと見えた光明の先、果たして初恋のお姉ちゃんは彼女達四人の中にいるのだろうか。 次巻も須らく期待である。

2020/06/20

[nishiyan]

高校生になった要は両親の海外赴任のためにかりん荘で一人暮らしをすることに…。そこに住む桃色大家さんの鈴音、ユーチューバーの一夏、小説家のいなほ、廃ゲーマーで教師の香奈葉という個性豊かなお姉さんとの甘々な日常が始まるおねショタラブコメ。要の性癖を捻じ曲げた初恋のお姉さん探しが軸になっている。そのため曲者揃いのお姉さんたちに甘やかされ、惑わされながらも初恋の人への想いがさらに強まる要の業の深さは狂気の域。まあ回想シーンで語られたあれこれを読むと確かに執着するわなと。お姉さん探しはどうなるのか。次巻が楽しみ。

2020/07/01

[nawade]

★★☆☆☆　同じアパートで暮らすことになった４人の年上女性。この中に初恋のお姉ちゃんがいる？な甘々ミステリーラブコメ。幼い頃からエッチなお姉ちゃんに調教され極度の姉属性持ちな上、おっぱい星人に育ったショタな外見な割に業の深い主人公。フーダニット要素は割とガバガバなので気しないが、４人の年上ヒロインを差別化のためキャラを立てようとしすぎてヒロインとしての魅力が感じられないのはどうしたものか。 香奈葉があの流れで、何故お姉ちゃん候補に入るのかさっぱり理解できなかった。

2020/06/20

[TERU]

見た目が幼いショタ（高校生）な主人公が、年上お姉さん4人に囲まれた夢のアパート生活が始まる...この中に昔好きになったお姉ちゃんがいるはず！？ 個性豊かなお姉さん達との日常コメディはとても面白かった、この見た目で年上大好きは業が深い。

2020/07/15

[リク@ぼっち党員]

SM(少しミステリー)要素を含んだおねショタもの。…15歳はショタなのだろうか。無理やりこじつけてでももっと幼くしても良かったのでは？ これ以上幼くしたら鈴音は確実に犯罪だから仕方ないか。別におねショタ好きではないのでシチュエーション自体は刺さらなかったが、謎解き要素があるので読み進めやすかった。しかし一回り近く離れてるこの強烈な女性たちを前にして一歩も引かない要は真性だな…。

2020/06/21