出版社内容情報
しきみ 彰[シキミ アキ]
著・文・その他
Izumi[イズミ]
イラスト
内容説明
後宮妃の管理人・優蘭のおかげで皇帝の寵妃・紫薔の懐妊も落ち着き、後宮内に平和が訪れた頃。優蘭たち夫婦に新たな試練が舞い込んできた。「陛下と離縁をしたいので支援してほしい」四夫人のうちの一人から、一通の手紙が届いたのだ(あのぼんくら皇帝が何かをしたに決まってる!)。しかもその夫人、皇帝の子を宿したが“不慮の事故”で流産した過去を持つらしく―。貴妃や皇帝を狙う刺客まで現れ、優蘭を悩ませる問題が続々勃発?一難去ってまた一難。どうする寵臣夫婦!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
44
皇帝と妃の夫婦喧嘩に巻き込まれる寵臣夫婦。ただでさえ2人ともめんどくさい性格してるのに喧嘩の仲裁役だなんてお気の毒なことで。うーん、、、後宮の妃たちの気持ちがどうしても分からない…いや、なんとなくは分かってはいるはずなんだけどなぁ。自分たちが恋してる男(皇帝)を妃同士で褒め合って、しかも仲良さげに盛り上がってるなんて!想像したくない、、、2020/06/19
坂城 弥生
36
結末は痛快な感じで良かった。2023/12/12
よっち
33
管理人・優蘭のおかげで皇帝の寵妃・紫薔の懐妊も落ち着いた頃。四夫人の一人・史賢妃から「陛下と離縁をしたいので支援してほしい」と一通の手紙が届く第三弾。皇帝の子を宿したが流産した過去を持ち、かつては皇帝・劉亮や晧月のともに留学したこともある賢妃の逡巡。賢妃も不器用過ぎるけど皇帝もまた面倒くさくて、優蘭夫婦も大変ですね(苦笑)貴妃や皇帝を狙う刺客まで現れて、黒幕らしき人物も出てきましたけど、二人揃ってワーカーホリック気味で、名前呼びとかで恥ずかしがってしまう初々しい優蘭夫婦の進展にもそろそろ期待したいですね。2020/08/12
よっしー
32
皇帝と妃の拗らせすぎた夫婦喧嘩。お互いに言葉が足りないからこそ起こった喧嘩、最終的には尻に敷かれた皇帝が出来上がり、個人的にはスカッとした部分もあるのですが…こんな皇帝のどこがいいんど?と、失礼ながら感じてしまう部分が多すぎて…。だからこそ、優蘭と皓月のほのぼのとした夫婦のやり取りにホッとしました。少しずつ距離が縮まっているのが良いですね。2022/07/18
那由多
21
ワーカーホリック夫妻が巻き込まれる、皇帝の離縁問題。女性に拳を向けるって、皇帝サイテーだな。パーじゃなくてグーだよ⁉︎額に巻物投げつけた優蘭、好きよ。賢妃に訴えて、反撃する逞しさも好き。いい仕事しますね優蘭さん。皓月は、カッコいいところから可愛いところまで全部見せてくれた。妻に恋する夫が、呼び方だけではしゃぐ様子も微笑ましかった。2021/08/08