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内容説明
「学園の嫌われ者」「公爵家の落ちこぼれ」スロウがそう言われていたのも今は昔。シャーロットを想う気持ちを力に、学園の危機だけに留まらず、騎士国家ダリス国の危機を何度も退けた彼を認めない者はいなかった。一人を除いて―。スロウの父、公爵家当主バルデロイ・デニングは、静観していた。かつて勘当し、我がもとを去っていった息子の姿を。そして、ついに父と子は再会する。新たな争いと混乱の中で―。「…スロウ、お前がマグナを討ち取れば―自由にしてやる」相対するは最強の脅威にして、最愛の愛国者。スロウを待ち受けるは絶望か、希望か。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
シャーロットを想う気持ちを力に、学園や国の危機を何度も退けてみせたスロウ。そんな彼のもとに公爵家から新たな専属従者候補が送られてくる第十弾。一見ドジっ子に見えるミントがスロウのもとに送られてきた理由。これまで静観していた父・バルデロイとの再会。スロウの姉・サンサもなかなか楽しい存在で、単純ではない様々な思惑が交錯する公爵家を巡る闘争では、シャーロットも存在感を見せて熱い戦いや意外な展開もあったりする一方、公爵家のしたたかな一面も伺えてなかなか面白かったんですけど、最後のこれはちょっと残念でしたね…うーん。2020/11/21
こも 旧柏バカ一代
27
え?終わり?あれだけ破壊の限りを尽くして、更地にして、一部を氷付けにして終わり?続きはカクヨムで?そえですか。。2020/11/23
まるぼろ
25
シリーズ最終巻。サーキスタからサンサを連れて学園に戻ってきたスロウだったが、そのサンサから新しい従者候補を紹介されるも…というお話です。Web上は続くと言う事もあって全体の完結と言う印象は中々無いと言う感じではありますが、「シューヤ・マリオット」にて孤独な戦いを続けていたスロウが…、と言う所を考えればなる程これはシリーズ最終巻として相応しいのかなとも言える今巻の内容と終わり方でした。それくらい良い巻だったと思いますがこの先の展開が楽しそうな感じもしますし、やはり書籍でもこの続きが読みたと思ったので、→2020/12/20
かんけー
21
読了♪ぶひぶふぃっ(^_^;)えっ!?終わりなのって事で、豚公爵スロウデニングのラスト譚♪スロウの従者候補として?ミントと言う女の子を連れて魔法学院に乗り込んで来る姉のサンサデニングw公爵家の暗部を吹き受ける錆との対立をクルシュ学院を舞台に繰り広げられる?スロウの父上、バルデロイデニング初登場(^_^;)やっぱ親子似てるね~(⌒‐⌒)♪然し、ミントもこの父上もとんだ喰わせ者wネタばれ書かないけども?錆の頭領マグナ、こっちもトンデモ(笑)シューヤも突如居なくなるし?錆の強さに焦るスロウ。しかも?→2020/11/30
びより
6
最終巻。時には豚で時にはマッチョになった主人公。ここまで体格がコロコロ変わる主人公はそうはいないでしょう。惚れた女の子のために豚公爵になり、自分の過ちの最大の負い目である父親との対峙。webではまだ続いているようですが、書籍版としてはきれいに終わったと思います。2020/12/21
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