富士見ファンタジア文庫 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか？〈１１〉

井中 だちま【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 328p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040736266
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

真人たちの活躍によって、ゲームが正式サービス化に向けて動き出す中、大好家最後の試練が立ち塞がる！　真人が乗り越えるべきは魔王となった父親か、それとも――。母親同伴の新感覚冒険コメディ閉幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐治駿河]

さすがに最終巻までくると感想を書く方も少ないですね。やっぱり最後は真々子さんが子離れできるかが焦点でしたね。ちなみに主人公（真人）の父親の隼人さんには共感することが多いですね。ちょうどあのくらいの年齢の息子がいれば一緒に夜の店に行くことは同世代の願望でもあります。このシリーズを通して最初はかなり気持ち悪い物語だと思っていましたが、中盤から許容できるようになり終盤からはこんなタイプのスートリーもありだと思うように変化していきました。著者のプロット力がなせる業なのか？将又たまたまの結果なのかはわかりません。

2024/07/03

[niz001]

完結。父親はネタフリでラスボスはそっちやったか。ベタな展開なれど良い最終巻。ラストシーンだけは好みじゃないけど、この作品らしいｗ。お疲れさまでした。

2020/04/19

[真白優樹]

ゲームが正式サービス化に向けて動き出す中、真人が大好家最後の試練へ挑む最終巻。―――乗り越えるべきは先を往く家族、越えて仲間とどこまでも。　冒険の最後まで彼等らしく。決戦に次ぐ決戦、そしてやっぱり普通ではいかない物語の展開。思えば最初はかなりの色物枠だったのかもしれない、だけどここまでこれたから。そう言わんばかりに懐かしき面子も登場する総決算の巻であり、真人が冒険の最後に結論を見せる、本当に完結の巻である。冒険の先にはまた冒険、今度もやっぱり皆と、そして母親達と一緒に。 うん、最後まで面白かった。

2020/04/18

[天涯]

完結。ホークとの決戦から。正体は前巻で明らかになっていた。二人でこそこそやっているのが面白い。ラスボスは、まぁそうなるよね。途中から不穏な空気醸し出していたし。懐かしのキャラも出てきたし、総決算。エピローグも面白かった。あのキャラの本名がキツい(笑)。次の作品にも期待。お疲れ様でした。面白かったです。

2020/04/17

[藤和田]

完結。βテスト終了に向けて父親、母親との2連戦。母親の複雑な思い、ヒロインズとの恋愛要素、NPCとのやり取り、大団円で綺麗に終わっててよかった。

2020/06/29