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出版社内容情報
家庭の事情により再び俺の居候先となった月城家。そこで兄妹同然に育った仲良し姉妹の菫、椛と再会した俺を待っていたのは「お兄さんは」「お兄ちゃんは」『どっちが好き!?』なぜか争う二人を仲裁する日々で!?
内容説明
かつて兄妹同然に育った月城家の姉妹、菫と椛。家庭の事情で月城家に引き取られることになった俺は、久しぶりに再会した二人の妹たちに温かく迎えられ、理想の家族を目指す―はずだった。ところが、俺を待っていたのは姉妹の喧嘩を仲裁する日々で…!?「お兄さんはストッキング派です」「いやお兄ちゃんはニーソの方が好きだよ!」ってお前ら、頼むからそんなことで喧嘩するなよ!!気持ちは嬉しいけどな!?一人の兄を巡って繰り広げられる、妹たちによる絶対に負けられない戦いの日々を描いたホームラブコメディ、スタート!
著者等紹介
恵比須清司[エビスセイジ]
第26回ファンタジア大賞にて金賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
40
恵比須先生の作品に触れるのは「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」に続き2作品目となります。また妹物の物語ですね。とはいえ、前作の様な実妹ではなく幼い頃に一緒にいた年下の姉妹と一緒に暮らす物語ですね。初っぱなから主人公に対してラブラブですので、恋に至るまでを楽しむのではなく、主人公(隼人)をいかに振り向かせるかを姉妹で争いあいを楽しむ作品となります。2024/08/17
スズ
26
家の事情で父の友人の家に引き取られる事になった隼人は、かつて実の兄妹のように育った美人姉妹の菫と椛と再会する。「家族」として二人と接しようとする隼人だが、二人は何故か過度なスキンシップを繰り返して来て…。小さい頃から大好きだった隼人と同居する事になり大盛り上がりの姉妹が可愛く、異性として意識して貰おうとあの手この手で隼人にアプローチをする中で発生する姉妹喧嘩も結果的に相手を褒める姉妹愛の強さが出てしまい、中々微笑ましい。兄がストッキング派かニーソ派かで喧嘩する姉妹に頭を悩ませる隼人の気苦労&勘違いが面白い2020/07/18
まっさん
24
☆ 130ページを過ぎた辺りでギブアップ。正直に言って面白くなかったです。題材的には主人公である青年が昔お世話になっていたとある家族と同居することになり、いわゆる幼馴染的な関係の歳下姉妹に迫られるという構図でしたが、こういう展開は正直なろう等で食傷気味。途中までしか読んでいないのでなんとも言えないけれど、自分が読んだ範囲ではオリジナリティも何もない本当に何度も見たことがある展開がつらつらと続くだけ。主人公も今どき珍しいほどの鈍感難聴系主人公で辟易させられるし、ヒロインを姉妹にした割には外見の描写→2020/04/19
サケ太
15
家族に憧れる少年と、彼にアタックする普段は仲良しな姉妹。良い感じのラブコメ。2020/03/20
真白優樹
14
家庭の事情からかつてお世話になった家に引き取られた、家族愛に飢えた少年を巡り、その家の姉妹が火花を散らす物語。―――欲しいのは貴方だけ、望んでいる愛は只一つ。 家族愛を求め真の家族になる事を望む少年、そして本当の意味で家族になる事を願う少女達。 同じ方向を見ているように見えて見ていない、ちぐはぐなすれ違いが笑いのある大騒動を巻き起こす中、不器用だけどそこにある家族愛に触れた少年が止まった針を動かして一歩前へ進む、成長とそれぞれの愛が優しくて眩しい物語である。続く争いの行方とは。 次巻も勿論楽しみである。2020/03/20