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出版社内容情報
魔王イーゲルを倒し、忍者・音羽たち一行にも束の間の平和が訪れる。ところが、そうは問屋が下ろさない。ダンジョンより魔なる者どもの瘴気が立ちこめているとの依頼に、今再び、忍者は夜の帳に舞い踊る!!
内容説明
魔王・イーゲルを討滅せし忍者・キドーは、困っていた。忍者屋敷(手狭)には若い娘(冒険者と神官)が二人、そして大食漢の娘(大魔獣)。彼女たちを養う“金”が足りない。つまらない依頼で細々と食いつないでいたキドーだったが、彼のもとに高額な報酬のクエスト情報が舞い込む。『魔王・イーゲルの死体が盗難された事件を調査せよ』秘密の鍵は、とある洞窟―それすなわちダンジョン!時に洞窟を高速で駆け、時には雷を宿し忍者力で、潜む魔物を一刀両断!そしてキドーがダンジョンの奥底で見たものは!?今再び―忍の技が、異世界を嘲笑う!
著者等紹介
甘味亭太丸[カンミテイフトマル]
ライトノベル作家。平成2年生まれ。三重県育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
6
平穏も束の間、食費不足に音羽が悩まされる中、高額依頼を解決する為ダンジョンに潜入する今巻。―――騙し忍びてまた嘲る、これ即ち闇に忍ぶ忍者の所業。 拠点もない、お金もない。どんなに強力な力があっても糧が無ければどうしようもない。そんな切実な問題を解決すべくダンジョンに突入してみたら前巻にも増して大騒ぎに巻き込まれる今巻。忍びなれども忍ばない、そう言わんばかりにド派手に暴れ回る忍者の活躍がスカッとする爽快感を齎してくれる、世界がまた一歩進む巻である。果たして忍者の次の舞台とは。 次巻も須らく期待である。2020/03/21
菊地
3
忍者・忍術と、魔法・魔物・魔王などとのパワーバランスが不明瞭なところがあるような気がする。2020/03/25
さいだ
2
魔王の次は〇〇かよ! ハードル上げすぎじゃないか? 次はどうするんだろう。無難なところで日常短編集とか?2020/03/21