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内容説明
「私たちはどうしようもなく“はしたない獣”なの」幻獣化し離ればなれになった姉妹と再会するため、獣魔導士候補生となった少年・昏部玖郎。「柊遊奈、柊利亜、汝らは我が獣となるか」「―はい」彼女たちと主従の契約を結び、自由を勝ち取るため目指すは学園の頂点。「じゃあ今から外へ出かけるぞ。四足歩行でな」強さを求める姉妹の願いを叶えるべく玖郎は、下着着用禁止に露出散歩と、彼女たちに“はしたない”躾けをすることに！？「ご主人様のために頑張るから…後でご褒美お願いね？」躾けるほどに強くなる学園ビーストファンタジー！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
10
突如人が幻獣化する奇病が蔓延する世界で、幻獣化した幼馴染姉妹を取り戻す為魔法を身に着けた少年が姉妹と再会し、頂点を目指す物語。―――抗え、冷たき世界と心揺さぶる獣の本能に。 差別、災害、暴走。常に危険と隣り合わせの厳しい世界観。そんな中少年と姉妹の人としての触れあいと獣と主人としての調教が何処か淫靡でだけど何故か少し痛々しい物語であり、切なくも熱い、読みごたえと見所に満ちた面白い物語である率直に。 始まる戦い、いきなり掴んだ立場は何を齎すのか。蠢く思惑はどんな方向へ進むのか。 次巻も勿論楽しみである。2019/07/21
nawade
7
★★★☆☆ 幻獣化した義姉妹と再会するため獣魔導士となった少年が彼女達を使役して頂点を目指す学園ビーストファンタジー。なろうっぽいタイトルですが、本作で、これが意味するところは調教。調教することで彼女達を強化するのである。そして、主人公の調教とは縛ること。この縛るが単純な意味ではないのだが、ある意味、縄などで縛ることよりも背徳的な調教だった。調教にノリノリな姉に対して羞恥心に塗れる妹の姿が対照的で面白い。そして、最後に明かされるはしたないの意味は？その目で確かめてください。2019/07/21
彼方
6
突然人が獣化する病・幻変症。幻獣と化し連れ去られた姉妹と再会するため、その自由を勝ち取るために獣魔導士となった玖郎は学園の頂点を目指す…。幻変症患者の扱い的にもう少し幻獣災害を描いてほしかった感はありますが、王道でありつつ捻られた構成に感心。そして流れるように調教や露出プレイを入れてくるなぁ…理屈を通すのが上手い…。権力者への反旗とか内なる獣の本能など、大雑把に見るだけでも布石が満載で続きが気になってくる…。しかしツカサ先生だから手に取りましたが、タイトル的に受けるのかこれは…ともかく次巻も期待してます。2019/07/20
ちゃか
5
学園で学び、足場を固めて自由を勝ち取ろうと目論んでいて。 クラスメイトと交流したり、逆に喧嘩を売られたり。先輩に絡まれたりと中々散々な状況ですけど。 それでも、彼は目的の為に妥協しないし、彼の手を取った姉妹も覚悟が決まっていて良い主従関係を築いているんじゃないでしょうか。2020/02/13
ユウ
3
面白かったです。2019/12/31
