内容説明
極南を元海賊・緑旗幇の領土として認めさせた翠玉姫こと香月は、誰もがお腹いっぱいに食べられる国を造るため、政の勉強を始めた。一方、他国から商人も立ち寄り活気づく極南。発展は順調そうに見えたが、元誓帝母会の開墾地で翡翠が発見されたことをきっかけに、ひそかに燻っていた不満が爆発。香月は必死にソロバンを弾くが皆が得する答えを見つけられず、ついに反乱ののろしが上がってしまう。それも、あの人の手で…。守るべき利益は、国?それとも命?実家に売られ海賊に攫われた花嫁、最後の大逆転!!
著者等紹介
柊平ハルモ[クイビラハルモ]
第2回角川ルビー小説大賞ボーイズラブ部門読者賞を受賞後、作家としてデビュー。現在は小説を書く傍ら、シナリオライターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
34
極南を元海賊・緑旗幇の領土として認めさせ、政治の勉強を始めた香月。順調に発展しているかに見えた極南において、ひそかに燻っていた不満が爆発する第三弾。久しぶりの刊行でしたが、極南が海賊集団から国として発展していく過程で富をどう分配していくのか、最初に貢献した人たちをどう扱うのかという問題はやはり出てきましたね。商人の発想だけではどうにもならなくて、国のありようと人々の想い、結婚への苦手意識に揺れ動く香月の姿が印象的でしたけど文烈とは結局どうなったのか、これで完結なのか続巻は売上次第なのか気になるところです。2019/09/06
ひがしの
2
なんだかあっさり終わってしまった感じ。 せっかく桂妃という、おもしろくなりそうなキャラも出てきたのに。 もう少し極南のあれこれが読みたかった。 あと個人的に、後書き好きなので今回なかったのも残念。2019/07/26
わぴねむ
1
表紙のような雰囲気あったかな…。2020/12/02
よっしー
0
1巻は凄くワクワクしたんだけど…何だか結局物足りないまま終わってしまった感じで残念。もう少し書いて欲しかったな。2020/02/28
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- 和書
- 日本史歳時記三六六日