内容説明
空からの侵略によって、文明が滅んで5年。多くの命が失われ、あなたもその犠牲者の一人。未だ存在する脅威にさらされながら、生き残った人類が細々と暮らす、間もなく終わるこの世界で、あなたは1日だけ新たな身体を得て蘇ります。そこで、あなたに出来る事はほんの僅かでしょう。終わった世界を変えることは、きっとできません。でも、まだ生きている誰かに何かできるなら―。もう一度、見たいものがあるのなら―。果たしたい願いがあるのなら―。この終わった世界へ、一緒に旅立ちましょう。あなたに許された時間は24時間。未練を果たすため、最高の終わりを作り上げましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さいだ
1
回転体と呼ばれる謎の存在によって滅ぼされてしまった人類。人類の守護者を名乗るAIエレボスによって1日だけ生き返らされたプレイヤーはこの世への未練を断ち切るために活動する。と言う世界観。一応、人類も数パーセントは生き残っていたり、機械に人格を移したりしているものもいたりの終末世界。回転体は人類を滅ぼしたら何処かへ行ったらしいが、まだ残っている個体もいる。リプレイでは数人の生き残りが住んでいるタワマンを舞台に、上層階と下層階のトラブルを解決するのだが、1日を4つのターンに分けてプレイするので時間がない。2019/11/23
ヴィル
0
設定だけで泣ける2021/06/10
6月屋
0
宇宙からの侵略者により文明の崩壊した地球で、超高性能AIがデータベースとナノマシンで再生させた死者として、記憶に残った未練を晴らしていくTRPG。舞台設定やPCの立ち位置がだいぶ特殊なので、それを一通り説明しないとゲームが始められないのがネック。もうちょっとSFマインドを削ぎ落とした方が遊びやすかったのでは、と思う。最近流行の「いいね!」機能も搭載しているが、有効とは言いがたい。2020/04/14
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- 和書
- くらのかみ 講談社文庫