- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
とある代償と引き換えに“全てを無効化できる”特殊衛生兵のメディックとその部隊“ガルガンチュア”に与えられた任務。『“七星”の最有力候補―アルハザードを救え』強すぎるがゆえに、戦場の最前線に縛られている少女。戦闘を嫌う彼女を救うべくメディックの作戦とは…誘拐して逃亡!?しかし、王国の意思に背く行為が許されるはずもなく。メディックは“星”を殺す“星”、国王直属の暗殺部隊と激突する!一方、戦場には鋼国の新兵器が投入され戦争に大きな変化が…。死地で消えゆく星を照らす、新世代ミリタリーファンタジー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
23
★★★☆ 読む前から今巻で打ち切りだと聞いていたので残念に思いながら読み進めるも読了後にはその気持ちが更に強くなってしまった。よく作り込まれた設定にかなり綺麗なイラスト。程よい絶望感を感じさせた前巻に引き続いて今巻では自陣営のボスである王族の無能さが浮き彫りになったためにここからどう反撃していくかとても気になっていたために本当に残念…次回作も準備しているようなので楽しみに待とうと思う。2019/10/13
しぇん
18
俺たちの戦いはこれからだ。柳実先生の次回作にご期待ください。……打切られてますね。せっていが作りこまれているので残念な事です。唯でさえ敵のほうが圧倒的に強い中、此方の王族無能な所まで書かれてしまったので、ますます苦しいなと思っていたので、どう勝つんだろうと思っていたので残念なことです2019/09/29
真白優樹
11
戦場は苦手ながらもその強さ故に最前線に投入される少女、アルハザードを救う為メディックが仲間達と共に国を敵に回し戦う最終巻。―――今救うべきは彼女の心、ならばその心を蝕む国とは悪なり。 戦場を嫌う旧知の少女、アルハザードを救う為国の暗殺部隊とその裏に潜む国の病巣を相手取る今巻。 傷つき倒れそうになり、周りは敵の新兵器を含む敵ばかり。そんな中でも信ずる者の為に衛生兵達が暴れ回る熱さ溢れる巻であり、返す返すもここで終わりなのが残念になる巻である。まだまだ完結まで読みたかった。 うん、とても面白かった。2019/09/23
のれん
8
なんとも惜しい感触。新キャラ含め人物が総じて活躍を見せながら、シーン毎の切り替えが激しいので、熱量はいつもの通りだが詰め込みすぎでは、と不安な予感は読む途中で出てきてしまった。 敵役も急ながら対立構造ができあがり、味方に関しても気合いで団結できる熱血キャラ揃いなので期待できるが故に残念。 エンジンにかかりが遅いが、尻上がりに熱血展開を爆発させる構成が多い作者にとっては辛い判断。だがこればっかりは経済との兼ね合いがある。心機一転してほしい。2019/09/23
じゃんく
7
読了。いやしかし、普通に面白いのに、これでは浮かばれんぞ……。2019/09/22