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出版社内容情報
ラノベ大賞受賞を辞退する――そう決めた祐に涼花が告げたのは「私、怒ってます」まさかの表明!? 代理人を始める前の兄妹の関係に逆戻りかと思いきや、なぜか昔話をすることになり……。涼花、何を考えてるんだ?
内容説明
長年の夢だった、ラノベ大賞受賞。けれど、永遠野誓を存続させるために辞退を決めた俺に「私、怒ってます」何故か涼花は怒り心頭。まさか代理人を始める前のギクシャクした関係に逆戻り!?「だけど、取材はいつも通り行います」って、いやいやこんな状況でイチャイチャなんか出来るか!!舞やWピース先生たちに相談しても「私を押し倒してくだサイ!」とかで全く参考になる気がしないし、一体どうしたら…?とうとう涼花に謝って、直接怒りの原因を尋ねた俺は「昔話をしてください」どうしてか、涼花と兄妹の思い出話をすることに。なぁ、俺たちの過去に何があるっていうんだ?
著者等紹介
恵比須清司[エビスセイジ]
第26回ファンタジア大賞にて金賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彼方
7
受賞の辞退を決めたことでぎくしゃくした関係に陥る二人。再び、そして何故過去に兄妹はすれ違ってしまったのか…幼少期の原点が語られる第10巻。ぎくしゃくしたままのイチャイチャや妹と仲直りするため、舞たちと取材をしたり…いつものラブコメも笑えて本題は後半。どれだけ昔は仲良しだったのか、祐は今でも甘いですけど小さい頃は本当妹第一すぎるお兄ちゃんで…これは好きになってもおかしくないのかなぁ…と凄い微笑ましい関係性。お互いの幸せを願うが故に相反してぶつかった涼花の答えとは…良い所で次巻すぎません…?最終巻も期待です。2020/05/07
真白優樹
7
涼花の夢を守る為、大賞の辞退を決めた祐と涼花が喧嘩する中で二人の始まりが紐解かれる今巻。―――背を預け合って擦れ違う、だけど今、伝えあって向き合って。 お互いの幸せを願うばかりにすれ違い、認識の齟齬があるから伝わらない。そんな不器用で面倒な二人の昔話に焦点を当て、本当の意味で2人が向き合う、踏み出す一歩が最後の扉を開く今巻。進み続けてここまで来た祐と涼花。向き合い想いを伝えたその告白は二人の関係を何処へ導くのか。この扉の先、二人を最後に待っているのはどんな光景だろうか。 最終巻も、楽しみである。2019/12/31
葛宮詠
1
微妙だった。2020/03/03
ひかり
1
取材では兄弟喧嘩した兄妹がどうやって仲直りするかというシーンでいつものメンツがイチャイチャをするのですが… どのイチャイチャも個性的で面白かった。 涼花と祐がまだ仲が良かった頃の素敵な思い出も描かれていた。 でもこの頃から祐は涼花の為ならと自分を犠牲にしていたみたいで―自分を犠牲にしてでも妹の幸せを最優先にする祐とこのままではいけないと告白までした涼花―2人の兄妹が辿り着く答えや結末が凄く気になるところ! 終わってしまうのは寂しいですが最終巻も楽しみです。 新シリーズも気になります。2020/01/13
フルーツサンド
0
妹エンドってことはあり得そうだね。 2021/08/14