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内容説明
帝国軍の襲撃により火の海に包まれた魔女たちの楽園―ネビュリス皇庁。皇宮のいたるところで、使徒聖と純血種という最強同士の戦闘が勃発する中、イスカたちもまたルゥ家の別荘にて、帝国軍に擬装したヒュドラ家から第三王女・シスベルを護るべく戦闘を続けていた。そして、新たな『魔女』が産声をあげ、帝国と皇庁が過去最悪の関係にいたったその夜。イスカとアリスは戦場で再び出会う。「わたしは帝国を滅ぼさなきゃいけない。それがキミであっても」―そして、始まる。好敵手でいられなくなったキミと僕の望まない決闘が。
著者等紹介
細音啓[サザネケイ]
第18回ファンタジア大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
帝国軍の襲撃により火の海に包まれたネビュリス皇庁。使徒聖と純血種という最強同士の戦闘が勃発する中、イスカたちもまたルゥ家の別荘にて、帝国軍に擬装したヒュドラ家から第三王女・シスベルを護るべく奔走する第七弾。今回は使徒聖たちや純血種たちがそろい踏みで各所で華々しい戦いが繰り広げられる展開でしたけど、裏切り者の本当の目的は何なのか、甚大な被害を被った皇庁側のここからの立て直しは可能なのか、そしてイスカとアリスの関係はこれからどうなってしまうのか、いろいろと気になるところが出てきて今後の展開に注目したいですね。2019/09/20
まっさん
25
★★★★★ 控え目に言って神展開。今巻だけで今作の評価が一段上がってしまうくらい面白かった。前巻がかなりいいところで終わってしまったのでワクワクしながら読み始めたが期待以上の面白さ。至る所で使徒聖と純血種がぶつかり合う中、様々な人物が様々な思惑のもとに行動し始める。30年前と同じくアリスとイスカにも望まない再戦の機会が訪れて…果たして皇庁はここから建て直すことが出来るのか。次巻も楽しみに待ちたいと思う。2019/11/14
芳樹
24
【電子】ネビュリス王宮を舞台に遂に始まった使徒聖と純血種の激しい戦い。勝利の女神はどちらに微笑むのか…。ひたすら熱いバトル回。過去のミラベアとサリンジャーのエピソードが心に刺さる。アリスとイスカは二人が辿り着けなかったところに到達し、そこを越すことができたということですね。第一王女イリーティアが何者なのかも気になるし、このクーデター編続きが楽しみです。2020/11/22
和尚
21
引きの強い終わりの6巻から、勢いそのままに面白かったです。アリスとイスカの絆も良かった、そしてサリンジャーと女王の過去の因縁も。 魔女もほんのり明かされつつ、8巻楽しみです。2025/05/15
鳳梨
19
読了。いや〜今まで一番面白かった。使徒聖VS純血種。そしてイスカとアリスの思わぬ再戦。サリンジャーとミラの話しを織り交ぜながらのバトルは最高でした。それぞれの陣営の最強勢力がぶつかる展開ほんと好き。