内容説明
『うちは異世界召喚されやすい家系なの』なんて言われながら育った平凡なOL、福寄真昼。冗談かと思いきや、ある日突然、本当に異世界に放り出されてしまった!?しかし、真昼は前向きに『お弁当売り』を始め、情報収集をすることに。珍しい料理を扱う謎の弁当売りの噂が呼び込んだ客―「究極のものぐさ天才魔術師」を餌付けした結果、真昼は意図的に召喚されたらしいと知る。そして犯人を探るうち、彼女は自分に驚異的な魔力があると気づき…?
著者等紹介
紫水ゆきこ[シミズユキコ]
2014年より執筆を開始し、「小説家になろう」にて発表。2016年『ドロップ!!―香りの令嬢物語』(アリアンローズ)にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひぬ
24
【読み放題】異世界召喚されるも、マイペースでお弁当を売ることになった主人公。ものぐさな天才魔術師を無事弁当で餌付けし、自分を召喚した犯人探しをすることになります。異世界に召喚されやすい家族という概念自体は面白かったですが、それに関する設定が薄く、終盤でしか触れられなかったのは少し残念だと感じました。防災グッズのくだりは笑えましたが、家族はもっと先に説明しておいた方が良かったと思います。割とどっちつかずな印象で、色々な要素にあまり深入りできてない感じで残念でした。→2021/06/24
アマノサカホコ
12
大阪市図書館、異世界に召喚されやすい家系、娘の召喚に咄嗟の行動をする父、防災グッズを投げつける出だしから1巻。召喚した人物と目的について調べてもらいながらお弁当作りに精を出し帰還方法を探すヒロインの異世界生活。ご飯を食べてもらおうと手を変え品を変え一生懸命。ご飯が出てくるありがたみに感謝して欲しいが普段言葉が少ない人からの「美味しかった」は身に染みて嬉しい。ヒーローの不器用ながらも心配する姿や言葉の節々に出る優しさが読んでいて楽しかった★★★どんな事件が待っているのか2人の今後の進展が楽しみ!次巻へ2022/03/26
ちいたけ
5
平凡OLは、とんでも一族の娘でした。2019/07/23
kinta
4
異世界に召喚されやすい家系ですって。その段階はどのようにこの話を読むべきかのスタンスを提示されていて、とっても気楽かつわくわくな気持ちで読了。コメがある世界で本当に良かった~。オムライスは本日の昼食決定、といった気分。そして、まだまだ続くんですね、ええ、お待ちしております。2020/12/21
いくしあ
4
読了。Web版読まなきゃ…。2019/05/28