ドラゴンノベルス ニトの怠惰な異世界症候群―最弱職“ヒーラー”なのに最強はチートですか？〈１〉

蒸留 ロメロ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2019/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 368p／高さ 19cm
• 商品コード 9784040730677
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

１７歳の政宗はいじめによる絶望の末、校舎の屋上から飛び降りる。だが直後、クラス転移に巻き込まれてしまった。
気づくとそこは王座の広間。目の前には異世界の王や王女の姿があり、政宗たちを勇者召喚の儀式により転移させたのだと言う。召喚された生徒たちはそれぞれ賢者や勇者、上級騎士といった《上級職》を授かっていたが、なぜか政宗が手にしたのは治癒師《ヒーラー》……。それは攻撃魔法すら扱うことのできない、《最弱職》であった。無能と罵られ一人、理不尽に王女の転移魔法で飛ばされてしまう政宗。しかし、どこかも分からない暗闇に至り彷徨った末、スキル《反転の悪戯【極】》を手に入れた彼は、治癒魔法《治癒／ヒール》を反転させることで、《すべてを蝕む赤黒い波動》という強大な力を得る。
　《最強》の力を手に入れた政宗は、自身を虐げたクラスメートや王女への復讐を誓い、異世界へと旅立っていくのだが――。

内容説明

高校生の政宗は、自殺の直後異世界クラス転移に巻き込まれ、気づくとそこは王座の広間。他の生徒達が賢者や勇者などの“上級職”を授かっていく中、政宗が授かったのは最弱の治癒職ヒーラー！無能と罵られ迷宮に飛ばされてしまう。しかしそこで最強の力“反転の悪戯「極」”を手に入れた彼は、ひとり復讐を誓い異世界へと旅立つのだが―。ドラゴンブック新世代ファンタジー小説コンテスト特別賞受賞作。

著者等紹介

蒸留ロメロ［ジョウリュウロメロ］
『ニトの怠惰な異世界症候群―最弱職“ヒーラー”なのに最強はチートですか？』で２０１８年にカクヨムで実施された「ドラゴンブック新世代ファンタジー小説コンテスト」特別賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[しまふくろう]

表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。特にトアが可愛らしくて大変宜しい。　物語は勇者召喚で一クラス丸ごと異世界に来たが主人公だけ弱くて追放された話。　「復讐する」と言っても復讐に赴くでもなく、「目立たないようにする」と言ったのに悪目立ちをし、名前でバレないよう偽名を使った直後に本名を名乗りと、主人公の有言不実行ぶりが振り切れていて凄い。　一巻はまだ序章という感じなので、どういう物語になるかは次巻に期待。

2019/03/08

[Desire Knowledge]

序盤の心の中で周りを見下すことで何とか自分を保っていたいじめられっ子の主人公描写がリアルでとても痛々しい。転移後も酷い扱いを受けて、復讐を誓ったのだが…、力を持ったら即エンジョイ…。まぁ、強く復讐したくなる程の酷い扱い受けてないし仕方ないね…。本巻だけだと何も進んでないので評価できない。 絵は綺麗。

2020/01/19